”笑顔の真剣勝負”チアリーディング チームの強い絆で中部11連覇目指す 愛工大名電高校

2025年2月6日 17:51
笑顔の真剣勝負と呼ばれる、チアリーディング。東海地方随一の強豪チームが勝ち続けるワケとは。松崎杏香アナウンサーも体験しました。

松崎杏香アナがチアリーディング体験

 「スポーツの名門校・愛工大名電高校にやってきました。実はチアリーディング部も強豪ということで、今日はその練習にお邪魔します」(松崎杏香アナウンサー)

 野球部や卓球部をはじめ、あらゆる部活が全国レベルの愛工大名電。

 チアリーディング部、通称「THUNDERS(サンダース)」もその1つです。

 中部No.1を決める大会では驚異の10連覇中。去年の夏は全国大会で6位入賞を果たした強豪なんです。

 ダンスやジャンプだけでなく、バク転やバク宙などのタンブリング、そして組体操のようなスタンツと呼ばれる技などが魅力のチアリーディング。

 2分30秒の間で技の難度や演技の完成度を競い合う、笑顔の真剣勝負とも呼ばれる、団体競技です。
 

スタンツを体験する松崎アナ

大迫力のチアリーディングの花形スタンツ
 チアリーディングの魅力を聞きました。

 「演技で見ている人に笑顔を与えることです」(2年 谷優奏さん)
 
 Q.演技で1番意識していることは
 「自分自身が1番に楽しんで、見ている人を笑顔にさせられるようにしています」(2年 佐藤友希乃さん)

 チアリーディングの花形であるスタンツ。1番上に乗るトップの選手は時に高さ4mに到達することも。

 Q.トップの高さは怖くない?
 「最初は怖かったけど、今はもう慣れてしまって大丈夫です」(2年 谷優奏さん) 

 「見ているとトップの高さを体感したいと思うんですけど、できますか?」(松崎アナ)

 ということで、基本のスタンツを体験させてもらいました。しっかりとやり方をレクチャーしてもらいました。

 「腹筋いる!腹筋必要!」(松崎アナ)

 ピシッと立つには、腹筋や体幹が欠かせないことを身をもって実感しました。

 「上に乗る人も大変だし、支える人も大変。支えてくれるみんなを信頼しないと自分も怖い気持ちになる。信頼関係が大事だと思いました。1回しかやってないのに偉そうにすみません」(松崎アナ)
 

松崎アナ

演技の裏には、ポジションごとに努力していることが――
 阿吽の呼吸が生み出す、ダイナミックな演技。その裏にはポジションごとに努力していることがあったんです。

 「自分の手がトップの地面になるから、まっすぐにしたり、脚を開かせるとダメなので、閉じてあげることを大切にしています。個人で筋トレをしたり、器具を使ってトレーニングをしています」(2年 金守笑瑚さん)
 
 Q.体重管理も必要
 「オフの日はランニングをしたり、間食を無くしたり、自分で管理はしています」(2年 谷優奏さん)

 Q.お菓子食べない
 「基本的には食べていないです」(2年 谷優奏さん)
 
 Q.我慢は…できる…?
 「我慢します」(2年 谷優奏さん)

 実は松崎アナ、大学時代、チアダンスサークルに入っていたのですが、これまで秘密にしてきました。

 「メ~テレに入社して2年間、きょうまで黙っていて、でもきょうせっかくだから、みんなと踊らせてもらえないかなと思って」(松崎アナ)

 振りを覚えることが大の苦手。必死に頭に叩き込むこと約20分。不安が残る中…挑戦しました。

 「がんばれ~!せーの!AMT!GO FIGHT WIN!GO FIGHT!WIN!」
 「せーの!できた~!」

 皆さんのおかげで、何とか成功させることができました。
 

松崎杏香アナがチアリーディング体験

前人未到の11連覇へ
  Q.THUNDERSの良いところは
 「誰か新しいことができたときに全員で盛り上げて、楽しい練習を作り上げていること。コミュニケーションを学年関係なくとれることが、強さにつながっていると思います」(キャプテン 2年 渡邊柚奈さん)

 ハードな練習を共に乗り越え、密なコミュニケーションで築き上げる信頼関係。

 そんな強い絆で結ばれたTHUNDERSが見据えるのは前人未到の記録。夏に開かれる中部大会11連覇です。

 「歴代の先輩が10連覇をしてくれている。連覇を絶対に途絶えさせないという気持ちで、絶対に11連覇します」(キャプテン 2年 渡邊柚奈さん)

 (2025年2月6日放送 メ~テレ『ドデスカ+』「じもスポ!」コーナーより)
 

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