街を一望 栄地区で一番高い「ザ・ランドマーク名古屋栄」来年夏にオープン 高級ホテルも

2025年2月5日 17:41
新しい「中日ビル」が去年グランドオープンするなど、再開発が進む名古屋・栄エリア。5日、新たなスポットの内部が報道陣に公開されました。注目は、名古屋の街を見渡せるその”眺望”です。
 名古屋の中心部、栄交差点わきで建設が進む「ザ・ランドマーク名古屋栄」。特徴は、その高さ。

 完成時の高さは「中部電力ミライタワー」の180mを上回る約211mで、栄地区で最も高くなります。

 地上41階、地下4階建てのビルには、オフィスや商業施設が入る予定です。注目は、栄地区では初めてとなるシネマコンプレックス「TOHOシネマズ」。

 さらに、高層階には大手ホテル「ヒルトン」が展開する最高級ブランド「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」などが入る予定です。

 高さ約137mのフロアからは近くの名古屋城から遠くの山々まで見渡すことができます。
 

商業施設、映画館、ホテルなどが入る予定

松坂屋とパルコのノウハウを融合した、新商業施設
 商業施設を運営するのは、松坂屋やパルコなどを運営する「J.フロント リテイリング」グループ。

 東京や大阪、福岡など7つの「重点エリア」の開発を進めていて、栄エリアもその一つです。

「松坂屋とパルコのノウハウを融合した、新しいタイプの商業施設を現在計画して準備をしています。中身につきましては、今まさに検討中。どうぞ楽しみにしていただければと」(J.フロント都市開発 平井裕二社長)

 新たな名古屋中心部の”ランドマーク”へ。「ザ・ランドマーク名古屋栄」は、来年夏ごろに全館開業予定です。

 また、低層階の商業施設の詳しいテナントについては2025年度中には発表される予定だということです。

 さらに、中層階の一部を「イノベーションフロア」と位置づけて、名古屋の国際競争力の強化を目指し、幼児を対象とした「インターナショナルプリスクール」などを設けるということです。
 

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