今シーズン最も強い寒気が流れ込み、東海地方は、山間部で大雪になったほか平野部でも雪が降りました。11日朝にかけて冷え込みが強まるため、路面の状態に注意が必要です。

　名古屋や岐阜も、明け方から雪が降り、午前８時には、名古屋で1ｃｍ、岐阜で10ｃｍの積雪を観測しました。

　昼前から天気が回復し、日差しも届いたため、名古屋の積雪はとけ、岐阜の積雪も午後4時には2ｃｍまで減りました。

　ただ、東海３県全体では、まだ雪の降っている所や雪のとけ残っている所があります。今夜から11日朝にかけて冷え込みが強まるため、路面の状態が気になります。

　図は、ウェザーニューズが発表した路面凍結予報です。11日朝に予想される路面状態によって色分けしています。

　岐阜県の飛騨地方のほか、中濃、西濃の山間部は、積もった雪が多く残るものとみられます。

　岐阜市付近など平野部や山沿いの地域、三重県北部などは、雪の塊がデコボコ、もしくはツルツルに凍結したアイスバーンとなる恐れがあります。

　名古屋市は、積もった雪もほとんどとけたようですが、日陰などとけ残っている所では、路面凍結の恐れがあります。

　橋の上やトンネルの出口なども、路面が冷えやすく、凍結しやすいので、車の運転はもちろん、自転車や歩行者の方もご注意ください。

　ノーマルタイヤの車や自転車で出かけるのは控えて、別の交通手段も考えてみてください。