愛知県瀬戸市出身の将棋の藤井聡太七冠が鹿児島県で行われていた竜王戦七番勝負の第6局で勝利し、タイトル防衛を果たしました。

　今期の竜王戦七番勝負は藤井七冠にタイトル戦初登場の佐々木勇気八段が挑戦していました。

　藤井七冠の3勝2敗で迎えた第6局は11日から鹿児島県で行われ佐々木八段が106手までで投了し、藤井七冠が竜王のタイトル防衛を果たしました。

「本局を含めて後手番で苦戦をする将棋が多かったかなと。内容としては課題の残るところもあったが、何とか防衛という結果を出すことができてよかったと思う」(藤井聡太　七冠)

　藤井七冠は今回の勝利で竜王戦4連覇となり来期さらに防衛すると5連覇で「永世竜王」の資格を獲得します。