名古屋競馬場の移転イベントを巡る贈収賄事件 競馬組合の元職員に懲役2年6カ月を求刑

2024年10月31日 17:10
名古屋競馬場の移転イベントを巡る贈収賄事件の裁判で、愛知県競馬組合の元職員に、懲役2年6カ月を求刑です。
 起訴状などによりますと、愛知県競馬組合の元総務広報課長、石黒弘喜被告(55)は、名古屋競馬場の移転に伴うイベントの公募型プロポーザルで、イベント会社の元社員に便宜を図った見返りに、現金約340万円を受け取ったとして、受託収賄の罪に問われています。

 31日の公判で検察側は「公募型プロポーザルの公平性を阻害した」などとして、懲役2年6カ月を求刑しました。

 一方、弁護側は「企画書の添削にとどまり、見返りの話はなかった」などとして無罪を主張しました。
 

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