将棋の藤井聡太七冠が、大記録をグッと手繰り寄せるか。注目の王座戦が名古屋で行われています。勝負めしは、対局場のホテルこだわりの名古屋めし。現地では、熱いファンの姿もありました。

　前人未踏の8大タイトル制覇か、それとも史上3人目の「名誉王座」の誕生か。

　名古屋対局の勝者が、いずれも大記録に王手をかけます。

　王座戦五番勝負第3局の会場は、名古屋駅にある「名古屋マリオットアソシアホテル」。

　先に姿を見せたのは、王座戦4連覇中の永瀬拓矢王座。今回タイトルを防衛すれば、永世称号の「名誉王座」を獲得します。

　続いて、タイトル獲得を目指す挑戦者の藤井聡太七冠。タイトルを獲得すれば、史上初の“八冠制覇”となります。

　先に3勝した方がタイトル獲得となる五番勝負。ここまでの対戦成績は、両者1勝1敗のタイ。この第3局に勝った方が、タイトルの防衛・獲得に王手をかけます。

　両者、深々と一礼し、先手の藤井七冠はいつものようにお茶を一口…。注目の名古屋対局のスタートです。

　そして、対局と共にチェックしたいのが、勝負めしです。今回ホテルにある和・洋・中のレストランから、8品が準備されました。

「藤井七冠が召し上がった『あいち牛のハヤシライス　名古屋コーチンの卵のオムレツのせ』です」（名古屋マリオットアソシアホテル　横田友美さん）

　ビュッフェスタイルのレストラン「パーゴラ」で提供されているハヤシライスに、名古屋コーチンのオムレツをのせたアレンジメニュー！
　栗とサツマイモの冷製スープがセットになっています。

　ハヤシライスは、ビュッフェメニューの一つとして提供されています。

　永瀬王座の勝負めしは、「京都つる家」の「三河一色産うなぎのひつまぶし御膳」。

　こちらは、普段ルームサービスのみの提供ですが、10月1日からはランチメニューとして登場予定です。

　大盤解説には、事前に申し込んだ全国の将棋ファン140人が来場。藤井七冠の師匠・杉本昌隆八段らが登壇し解説しています。

Ｑ：藤井七冠について
「地元の方たちすごく応援している人が多いと思うので、それに応えたいという思いも強いと思う」（将棋ファン）

　来場した将棋ファンの中には、藤井七冠のグッズをもって応援する人の姿もありました。

「いまのところ、見ていると形勢も五分五分なので、今夜も長くなりそうです。熱戦が期待できると思う」（将棋ファン）

　対局は、持ち時間がそれぞれ5時間で、夕食休憩をはさみ、勝敗は今夜決まる見通しです。

（9月27日　15:40～放送　メ～テレ『アップ！』より)