送迎バスに園児が取り残されたことを想定した訓練 助けを求める手順を確認 岐阜

2023年9月19日 17:15
幼稚園の送迎バスに園児が取り残された際の対応を、訓練で確認しました。
 訓練が行われたのは岐阜市のほんごう幼稚園で、年中の園児約50人が参加しました。

 ほんごう幼稚園では今年6月、送迎バスの中に押すと車外に向けて音が鳴るボタンを、県の補助金を利用して設置しました。

 訓練ではそのボタンを押したりクラクションを鳴らしたりして、外に助けを求める手順を確認しました。

 「大きい音でびっくりしました」(参加した園児)

 Q.取り残された時どうする?
 「ボタンを押す」(参加した園児)
 

園児が降りた後には同乗する教師とバスの運転手が二重で車内を確認

 ほんごう幼稚園の送迎バスは、エンジンを切った際に車内の安全確認を求めるアナウンスが流れます。

 園児が降りた後には同乗する教師とバスの運転手が二重で車内を確認するほか、連絡がなく園児が登園していない場合は、保護者に連絡することにしています。

「実際に押してみて子どもたちもあれだけ大きい音が鳴るんだということが、体感してわかったんじゃないかと思います。子どもの確認を徹底しているので、気をつけていきたいと改めて思った」(ほんごう幼稚園 野々村梨可先生)
 

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