三重県四日市市のスーパーで、有毒部位の卵巣が混ざっている可能性があるフグの白子のパックが販売されていたことが分かりました。

四日市市保健所によりますと、8日、市内のスーパー「タチヤ四日市店」で販売された「ごまふぐ白子（加熱用）」のパックの中に、有毒部位の卵巣が含まれている可能性があると水産業者から保健所に連絡がありました。

スーパーはすでに販売されたパックの自主回収を進めていて、現時点で4パックが未回収ということです。

厚生労働省によりますと、フグの卵巣には1〜2ｍｇが致死量とされるテトロドトキシンが高濃度で含まれています。

保健所によりますと、この商品を食べたことによる健康被害は、現時点では確認されていないということです。

保健所は、タチヤ四日市店で購入した「ごまふぐ白子（加熱用）」は食べずに、スーパーに返却するよう呼びかけています。