12年ぶりのリーグ優勝へ ドラゴンズファン150人に聞いた!「今年期待の新戦力」

2023年4月6日 17:02
WBCの余韻冷めやらぬ中、先週開幕したプロ野球。ドラゴンズ12年ぶりのリーグ優勝へ、カギを握る新戦力に迫ります。

ファン150人に聞いた「今年期待の新戦力」は…

 WBCで日本を世界一に導いた侍たちが、早速躍動する中。

 いよいよ6日、ドラゴンズ唯一の侍、高橋宏斗投手がマウンドに立ちます。

 その高橋投手と共に、活躍が必要不可欠なのが今年新たに加わった選手たち。

 そこで、ファン150人に聞いた「今年期待の新戦力」をランキング形式で紹介します。
 

仲地礼亜投手

【第5位】ドラフト1位 次期エースの期待大
 まずは第5位は、女性からも大人気。ドラフト1位仲地礼亜投手。

 ファンのからは「次期エースとして頑張ってほしい」「マイクの持ち方が可愛い」などの声がありました。

 沖縄出身の22歳。プロ初のキャンプは、生まれ故郷の読谷村で始まりました。

 オフには母校にも訪問し、小学生と交流。

 沖縄の大学から初めてプロ入りを果たしたうみんちゅが、今シーズン見据えるのが…。

「初勝利を目標としていて、勝つことを目標にしています」(仲地礼亜投手)
 

涌井秀章投手

【第4位】セ・リーグでも最多勝を…楽天から加入したプロ19年目
 続いて、20票を獲得した第4位は、楽天から加入したプロ19年目涌井秀章投手。

「経験豊富なピッチャーが来たら若手にもいい影響を与えると思っているので、セ・リーグでも最多勝を取って欲しい」(ファン)

 これまで沢村賞や4度にわたる最多勝など輝かしい実績を持つ36歳。エースナンバー20を託されました。

「もちろん中日でも(最多勝)取りたいと思っていますし、そこを狙ってやっていきたい」(涌井秀章 投手)

 移籍後初登板となった1日。コーナーを丁寧につくピッチングで7回2失点。勝利はお預けとなったもののベテランの貫録を見せました。

 次の登板は8日を予定で、移籍後初白星に期待が掛かります。
 

田中幹也選手

【第3位】走攻守、3拍子揃ったルーキー
 第3位は走攻守、3拍子揃ったドラフト6位ルーキー田中幹也選手。

 オープン戦では打率3割越えと存在感を放ち、期待が高まっていました。

 現在は右肩の脱臼で長期離脱も、ドラゴンズで最も小さい166cmの体に期待が集まっています。
 

アキーノ選手

【第2位】ドラゴンズ待望の長距離砲 メジャーで41本放った実力
 続いて、第2位は、アキーノ選手。

 オープン戦ではチームトップの4ホーマー、メジャーで41本を放った実力を見せつけました。

 開幕戦からすべて4番でスタメン出場。まだホームランは出ていないものの、5試合で3打点を挙げています。

「課題の長打力を埋めてくれる」「ホームランが打てるバッターということで、ホームランたくさん打ってもらいたいのでアキーノ選手に期待してます」(ファン)

「とにかく試合に出て、自分ができることを100%出して、ドラゴンズの勝利のために頑張りたい」(アキーノ)

 そんなアキーノ選手、実は日本のアニメが大好き!中でもワンピースは10年以上見続けているそうで、作者尾田栄一郎さんの大ファンなんです。

「尾田サマ、尾田サマ、尾田サマ!世界中の皆に毎週面白いストーリーを届けてくれて、尊敬している。尾田さんではなく尾田様としか言えないよ」(アキーノ)

 登場曲もワンピースの主題歌(ウィーアー)。

 リラックスできるという曲に乗せ、仲間と共に優勝という名のお宝を追い求めます。
 

福永裕基選手

【第1位】26歳のオールドルーキー
 そして、いよいよ1位。期待度ナンバーワンは、ドラフト7位の福永裕基選手。

 26歳のオールドルーキーです。

「シーズンにも期待」「オールドルーキーなので応援したい」(ファン)

「(オールドルーキーと言われているのは)悪くないかな、そう呼んでいただけるならそれで良いかな」(福永裕基 選手)

 持ち味の一つは長打力。オープン戦では逆転3ランで勝利に貢献するなど結果を残し、新人で唯一開幕スタメンの座をつかみました。

 通算2050安打を誇るレジェンド和田一浩コーチも可能性を感じています。

「スイングスピードも速いので、打球速度もすごく速い長打が打てる可能性を秘めているので長打力がのびてくれたら」(和田コーチ)

 魅力はバッティングだけではありません。本職となるセカンドの守備では、ダイビングキャッチ。

 さらにショートでも素早いランニングスロー。内野のユーティリティプレーヤーとしてオープン戦からアピールしてきた福永選手。プロ入り後、初めて体験したことがあったそうです。

「新幹線で移動するときに初めてグリーン車に乗って、びっくりした、乗り心地がよかったです」(福永裕基 選手)

 ここまで全試合スタメン出場を果たしているオールドルーキー。5日の試合でもツーベースを放ちました。

 新外国人、ベテラン、そしてルーキーと、期待の新戦力が加わったドラゴンズ。

 12年ぶりのリーグ制覇へ、竜の逆襲はここから始まります。

※高橋投手の「高」は正しくは「はしごだか」です。

(4月6日15:40~放送メ~テレ『アップ!』より)
 

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