村上宗隆選手の返礼品バット大好評、来月からはWBC仕様も 岐阜・養老町

2023年3月20日 16:42
準々決勝のイタリア戦で復活を遂げた、侍ジャパンの主砲・村上選手。村上選手と深い関わりのあるものが、さらに進化して来月から岐阜県養老町のふるさと納税に登場します。

岐阜県養老町にあるミズノテクニクスの工場

有名選手のバットが大人気の返礼品に
岐阜県養老町にはミズノテクニクスの工場があり、この工場で村上選手のバットが作られています。

 今年で養老工場ができて80周年を迎え、去年の11月から村上選手など有名選手のバットがその記念として、返礼品の仲間入りを果たしました。

「11月の終わりに返礼品として取り扱いを始めて、1月末まで受付期間だったが、バットは全部で107本、そのうち村上選手のバットが92本出て、受付期間が終了した後も大変多くの寄附者の方から連絡をもらって、バットを(返礼品で)出してほしいという声をもらった」(岐阜県養老町総務部企画財政課 羽根田沙紀さん)
 

WBC仕様の村上バット

春の第二弾はWBC仕様のバット 
 前回の返礼品は2021年に使用していたモデル。

 大好評を受け、今回は最年少三冠王を獲得し、WBCでも使われているモデルを4月から新たに返礼品に加えることが決まりました。

 実際に使われているものとほぼ同じもの。
 グリップエンドには養老町の町章が入っています。

「第2弾のバットは11万円の寄附をいただくと返礼品として寄附者の手元に届く。WBCもそうですし、野球自体も盛り上がっていると思いますので、バットを通じて、養老町のことを知ってもらえればと思います」(羽根田さん)

 具体的にどう変わったのか、担当者に聞くと――

「昨年出していたバットはこちらになります。今回4月上旬から掲示するものはこちらになります。変更点としてはグリップの形状ですね。」(ミズノテクニクス 谷口 真一さん)

 グリップの形状がグリップエンドに向かってなだらかに太くなる形に変更。さらにバットの先端がバットの先端がくり抜かれたということなんです。

「ヘッドをくり抜くことによって、バットの重心が手元より寄ってくるので扱いやすいようになっています」(谷口さん)
 

バットのグリップエンドの変更と、先端がくりぬかれている

村上選手の活躍と同時に受注にもつながれば
 先週16日に行われた準々決勝・イタリア戦では2本の長打を打つ活躍を見せました。

「徐々に調子を上げつつあって、16日に2発ヒットが出てこの調子が上がった状態でさらにアメリカで活躍してくれればと思う」(谷口さん)

 いよいよアメリカでの決勝ラウンドを迎える侍ジャパン。担当者の意気込みも十分。

「村上選手のモデルほぼほぼ近しいものを何とか提案できるようにということで、今回4月上旬から掲載させてもらうので、村上選手の活躍と同時に受注にもつながれば」(谷口さん)

(3月20日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

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