「すばらしい偉業」「英雄」藤井聡太竜王の六冠達成に地元・瀬戸市も沸く

2023年3月20日 16:29
愛知県瀬戸市出身の藤井聡太竜王が史上最年少での六冠を達成しました。地元・愛知県瀬戸市も喜びに沸いています。
 19日、行われた棋王戦5番勝負の第4局。藤井竜王が勝って棋王のタイトルを獲得し、六冠を達成しました。

 藤井竜王は20歳8カ月で「六冠」達成。

 羽生善治九段が1994年に24歳2カ月で達成した最年少記録を29年ぶりに更新しました。

「今期(棋王に)挑戦できたといいうだけでも自分としてはうれしい結果だったんですけど良い結果につなげられて、驚きというところもあるんですが、うれしく思っているところです」(藤井六冠)
 

愛知・瀬戸市(19日 午後7時半ごろ)

地元の商店街「六冠」を祝福
 藤井六冠の地元、瀬戸市の商店街では、集まった人たちがくす玉を割るなどして、「六冠」達成を祝福しました。

「瀬戸にこういう素晴らしい人がいること自体うれしいことだなと思う」(瀬戸市民)
「英雄というかレジェンド。まだ二十歳ですけど彼は必ずは八冠になる、これは信じています」(瀬戸市民)

 また、名古屋駅前では号外が配られました。

「将棋をはじめてからあまり年月が経っていないと思うけどこれだけのところになれるのは本当にすごい」(号外を受け取った人)
「自分はこんなに遊んでいるのに、(藤井六冠と)同じ年で…見習わなきゃいけないなと思います」(号外を受け取った人)
 

藤井六冠

対局後の会見ではーー
 六冠達成で高まる八冠全制覇への期待。対局後の会見ではこんな質問も。

Q.もしタイトル初挑戦を名古屋駅を起点として新幹線で終点東京駅まで向かっているとしたら、今回6冠になられたことはどの付近を通過中か

「内容的には本当に大変なところが多いので、なんというかあまり近づいているという感覚はそれほどないのかなと思います。なのでどのぐらい…。じゃあ静岡くらいということでお願いします」(藤井六冠)
 

市役所庁舎の懸垂幕

一夜明けた会見では…
 一夜明けた、けさの会見では、改めて六冠達成の喜びを語りました。

「タイトル数をそれほど意識することはないがこれまでしばらく防衛戦が続く中で今回棋王戦で、挑戦の機会を得ることができて その中で獲得できたことは非常にうれしい結果だったと感じている」(藤井六冠)

 19日夜からお祝いムードが漂う瀬戸市では。市役所の庁舎に懸垂幕が掲げられ今後の活躍にも期待を寄せています。

「うれしい限りです、これからもいつまでも応援していますのでがんばってください!」(瀬戸市民)

 藤井六冠は4月から渡辺明名人と名人戦七番勝負に挑み七冠目の「名人」獲得を目指します。

(3月20日15:40~放送メ~テレ『アップ!』より)
 

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