「彼は必ず八冠に」地元の愛知県瀬戸市も歓喜 棋王のタイトル奪取 藤井聡太「六冠」が誕生

2023年3月19日 23:13
愛知県瀬戸市出身の将棋の藤井聡太五冠が、棋王戦五番勝負の第4局で勝利し、史上最年少での六冠を達成しました。

 今期の棋王戦は、渡辺明二冠に藤井五冠が挑戦していて、藤井五冠が2勝1敗とタイトル獲得に王手をかけていました。

 対局は、終盤に入っても互角の戦いが続く大熱戦となりましたが、最後に藤井五冠がリードを奪い、勝ちました。

 これで20歳8カ月での「六冠」達成となり、藤井六冠は羽生善治九段が1994年に24歳2カ月で達成した最年少記録を29年ぶりに更新しました。

藤井聡太六冠
「今期(棋王に)挑戦できたというだけでも自分としてはうれしい結果だったんですけど、良い結果につなげられて驚きというところもあるんですが、うれしく思っているところです」

藤井六冠の地元、愛知県瀬戸市の商店街では、集まった人たちがくす玉を割るなどして、「六冠」達成を祝福しました。

瀬戸市民
「本当に瀬戸にこういう素晴らしい人がいるということ自体、うれしいことだと思います」
「英雄というかレジェンドですね。まだ二十歳ですけどね。彼は必ず八冠になります。信じています」

名古屋駅前では号外が配られました。

号外を受け取った人
「将棋を始めてからあまり年月が経っていないと思うけど、これだけのところになれるのは本当にすごい」
「自分はこんなに遊んでいるのに・・・(藤井六冠と)同じ年で・・・見習わなきゃいけないと思います」

藤井六冠は来月から七冠目獲得を目指し、渡辺明名人に挑戦します。

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