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ドラゴンズWBC壮行試合目前 鍛錬の沖縄キャンプ総まとめ やり投げ高橋に涌井は快走、叫ぶブライト健太

2023年3月2日 16:37
WBCの壮行試合を3日に控えるドラゴンズ。2月26日に全日程が終了した沖縄キャンプでは、新戦力が続々台頭しました。「All for Victory、すべては勝利のために」、鍛錬の日々を振り返ります。

高橋宏斗投手

 2022年、リーグ最下位に終わったドラゴンズ。

 「とにかく弱いドラゴンズの時代を終わらせたいですし、勝ちたいという気持ちはみんな持っているので」(柳裕也 投手)

 1カ月に及んだ沖縄キャンプ、選手たちは悔しさを晴らすべく鍛錬を積んできました。
 

高橋宏斗投手

侍ジャパン選出:高橋宏斗、圧巻のピッチングで球場を沸かせる
 侍ジャパンにドラゴンズから唯一選出されている高橋宏斗投手(20)。

 キャンプ初日の2月1日は誰よりも早い朝7時に球場入り。

 オフ期間から取り組む「やり投げトレーニング」で体の使い方を入念に確認していました。

 「一緒に自主トレをやってきた山本由伸投手が同じことをやっているし、その準備体操で自分も球が良くなったので、これは継続してやっていかないといけないという思いでやっています」(高橋宏斗 投手)
 
 今シーズン初の対外試合、日の丸を背負うハタチを見に多くの観客が駆け付けました。

 注目の初球は、いきなり飛び出した154キロ。

 さらに、得意のスプリットで空振り三振を奪います。

 その後も相手打線を手玉にとり3回無失点、圧巻のピッチングで球場を沸かせました。

 ドラゴンズが誇る若き右腕。侍ジャパンでの活躍にも目が離せません。
 

ブライト健太選手

プロ2年目:ブライト健太、「ウォー」雄たけび連発
 二軍・読谷で、「ウォー」と大きな声をあげ練習に励んでいたのはプロ2年目のブライト健太選手(23)。

 二軍の練習試合で初アーチを描くと勢いは止まりません。

 なんと2試合で4本のホームラン、アピールに成功し一軍昇格を果たします。
 
 さらに一軍でも熱い一打、熾烈なレギュラー争いで強烈なインパクトを残しました。

 「なかなか無いチャンスをもらえているので、変わらず積極的に与えてもらったチャンスを掴めるようにやっていきたいと思います」(ブライト健太 選手)
 

小笠原慎之介投手

雨ニモ負ケズ:小笠原慎之介、自身2度目の開幕投手へ
 2022年、初の2ケタ勝利をあげた小笠原慎之介投手(25)。

 バッターを立たせた実戦を想定した練習中に突然振り出した雨にも負けず、立浪和義監督の視線にも負けません。

「良い緊張感の中で投げられたし、立浪監督にもある程度気にかけてもらえているのかなと思っています」(小笠原慎之介 投手)

 約1時間半で投じた球数は2023年のキャンプ・チーム最多の210球。

 狙うは、自身2度目の開幕投手です。
 

涌井秀章投手

新戦力:涌井秀章、年齢を感じさせない軽快さ
 楽天から加入した涌井秀章投手(36)。

 プロ19年目のベテランは、4球団目となるドラゴンズのユニフォームに袖を通しました。

 ランニングでは36歳の年齢を感じさせない軽快さで、2歳年下の大野雄大投手も「わっくんめっちゃ走る!ついていけない!」と驚きを隠せません。

 ストイックなベテランの加入が、チームに新たな風を吹き込みます。
 

アキーノ選手

「でらうれしいがや」アキーノ選手、竜の主砲候補が自慢のパワー
 「まいどおおきに。でらうれしいがや」と覚えたての日本語を披露したのは、新外国人のアキーノ選手(28)。

 実戦形式の練習で、バックスクリーン横の看板を直撃するホームランを放ちます。

 オープン戦では、さらに特大の一発。

 得点力アップの起爆剤へ、竜の主砲候補が自慢のパワーを見せつけました。
 

仲地礼亜投手

注目ルーキー:仲地礼亜、ふるさとでのキャンプ生活
 ドラフト1位の仲地礼亜投手(22)は二軍キャンプ地・読谷村の出身。

 プロ初のキャンプはふるさとでスタート。
 
 練習の傍ら、ファン感謝イベントや野球教室にも参加。

 さらに、母校の小学校を訪れ、子どもたちと交流しました。

 そしてキャンプ最終日、一軍初先発のマウンドへ。

 「今までこういう声援の中で投げることがなかったので、とても良いところで投げさせてもらえたと思っています」(仲地礼亜 投手)

 先頭バッターをファーストゴロに仕留めると、その後も、生まれ育った沖縄での登板に感謝の気持ちを込めて投げていきます。

 「緊張はしたが、楽しく投げられた」という仲地投手、記念すべきマウンドを2回無失点に抑えました。

 「投げていくうちに課題も出てくると思うので、良いところは残しつつ、課題は修正していきたいと思います」(仲地礼亜 投手)
 

開幕戦は3月31日

「All for Victory、すべては勝利のために」
 開幕まで約1か月、厳しい練習も「すべては勝利のために」。

 12年ぶりのリーグ優勝へ、最下位からの逆襲が始まります。

 ドラゴンズの開幕戦は3月31日、東京ドームで巨人と対戦します。

※高橋宏斗投手の「高」は"はしご高"が正式表記

(3月2日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』「じもスポ!」コーナーより)
 

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