若い世代に宇宙への関心を高めてもらおうと、NASA＝アメリカ航空宇宙局の長官が、名古屋市内の学校を訪れ、中高生と交流しました。

　名古屋大学付属中学・高校を訪れたのはNASAのビル・ネルソン長官です。

　この交流会は日本とアメリカの宇宙開発の連携を促進する活動の一環で開かれました。

　ネルソン長官はスペースシャトルで宇宙旅行に行ったエピソードなどを語りました。

「地球を見ると、とても美しくて色彩に富んでいて生命に満ちていた。地球を大切に守っていかなければならない意識が芽生えた」（ネルソン長官）

「宇宙に行ってみれば分断はないんだというその言葉に感銘を受けたので、それを心に刻んで活動していきたいと思います」と参加した生徒が話してくれました。