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4期目決めた愛知・大村知事「河村市長が政治的な思惑で発言するが名古屋市との関係揺らぐことない」

2023年2月6日 01:58
5日に投開票が行われた愛知県知事選挙は、現職の大村秀章氏が4回目の当選を決めました。大村氏に単独インタビューで今後の県政の課題や、名古屋市との関係について聞きました。(詳しくは動画で)
5日午後11時ごろに大村秀章氏行ったインタビューです。

Q.新型コロナが5類となる5月8日以降の対応は?
「医療提供体制をしっかり確保していく。県内全域に拠点の病院・医療機関を作る。すでに県の病院協会・医師会・大学病院などとしっかり協議していますので、体制をしっかり作って、どんなことがあっても医療は受けられる体制を確保することが一番大事」

Q.“日本一元気な愛知”どう実現?
「なんといってもジブリパーク。秋には『もののけ姫』のエリアがオープンし、1年後には『ハウルの動く城』『魔女の宅急便』と人気映画のエリアがオープンする。1月には英語の予約サイトも立ち上げて、春から少しづつ予約枠を増やしていくので、海外からのお客さんに来ていただけるようにしっかり取り組んでいきたい。“ジブリパークのある愛知”をしっかりPRして、ジブリパークに来たお客さんが県内や中部地域を周遊・観光していただけるような旅行商品もPRしていきます」
 
脱炭素「県やトヨタと拠点整備進める」
Q.脱炭素どう進める?
「愛知や日本の基幹産業である自動車産業のカーボンニュートラル対策・研究開発の拠点整備として、愛知県とトヨタ自動車でテストコースや研究開発エリアをしっかりと整備している。中小企業のカーボンニュートラルも大きな課題になっているので、様々なセミナーやコンサルティング、補助制度や融資制度を作っているので、総合的に進めていきたい」

Q.名古屋市との連携は?
「極めて良好な連携関係が取れていると思います。リニア中央新幹線の事業にしても用地確保を県と市とJRでチームを作って8年かかって、ほぼ完了した。名古屋港も一緒に整備している。観光事業もホテル誘致を共同で行っている。スタートアップの拠点『ステーションAi』なども名古屋市に大変な協力をしてもらっている」

「河村たかし名古屋市長が政治的な思惑でいろんな発言をされますが、そのことによって県と市の良好な関係が揺らぐことはない」
 
河村市長は「減税で協力して下さいよ、減税で」
一方、河村市長は5日午後8時過ぎのインタビューで、次のように答えています。

「礼儀というのがありますので、(当選)おめでとうございますということです。ただし礼儀ですよ(笑)。自民党など皆がそろってやって(推薦)すればこうなるのは決まっとるがね。僕の(市長選と)一緒に最初に知事選に出た時は『県民税10%』と書いていた。公約を守ってください。名古屋市は、リニアは区画整理などでめちゃくちゃ応援しとるし、ジブリパークも藤が丘周辺で応援しとる。それよりも減税で協力して下さいよ、減税で」(名古屋市 河村たかし市長)

(2月6日 午前0時57分~放送 メ~テレ『愛知県知事選挙特番 新知事に聞く』より)
 

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