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改装費1億3000万円、温泉旅館で「eスポ―ツ」寝る場所は「押し入れ」 ゲームに没頭できる空間

2023年2月1日 20:01
温泉といえばおなじみの「卓球」ではなく、若者たちを中心に熱い“あるもの”を楽しめる旅館が、三重県にリニューアルオープンしました。
 三重県津市の「榊原温泉」にある創業50年の旅館「神湯館」。1日、リニューアルオープンしましたが、そこには旅館には珍しいものが。

「旅館の2階なんですが、こちらの部屋には、『eスポーツ』の大会などを行うことができるスタジアムが常設されているんです」(記者)

 きらびやかなライトに、136インチの大型モニター。こちらは「eスポーツを楽しむことができるスタジアム」なんです。

 観客、約50人を収容でき、本格的なゲーミングチェアやヘッドセット表情をとらえる専用のカメラなど、充実した設備が整えられています。改装費はなんと、「1億3000万円」

「コロナ渦でお客さんも減ってきまして、一念発起なにかチャレンジして、進んでいこうとなりました。ここを聖地というふうに、できるように頑張っていこうと思っています」(神湯館を運営する会社の取締役・吉松康成さん)

 このほか、客室にも…、ゲームの機材が。少人数でトレーニングができるということです。

 さらに、プロのレーサーも練習ができるシミュレーターが設置された部屋もあります。

「振動が伝わってきます。画面も広くて疾走感を味わえます」(体験した記者)

 部屋の魅力は“ゲームに没頭”できること。寝る場所は、なんと「押し入れ」。理由はゲームスペースを最大限確保するためということです。さらに、ゲームへの集中力を上げるため、障子には、黒い紙が張られています。

「おじいちゃんおばあちゃんから息子さん夫婦、お孫さんという形で3世代の方が利用できるようになれば、もっと知名度も上がっていき、遠くからでも宿泊して利用できるかなと思っています」(神湯館を運営する会社の取締役・吉松康成さん)

(2月1日15:40~放送メ~テレ『アップ!』より)
 

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