「名人」挑戦へ正念場の藤井五冠 名古屋で初めてのデリバリー、注文したのは酢豚と小籠包のセット

2023年2月1日 19:50
愛知県瀬戸市出身の藤井聡太五冠が、名古屋で対局に臨んでいます。名古屋で初めてのデリバリー、藤井五冠の頼んだお昼ごはんは?
「名人になりたい」。将棋のプロをめざす子どもたちが口にする言葉です。

 将棋界8つのタイトルの中で、竜王と名人は最高峰とされています。

 特に名人は、江戸時代から続く称号で、最も歴史と伝統があります。

 藤井五冠の師匠は…。

「名人に挑戦するためには棋士になって最低5年が必要。1年ごとにクラスを上げてA級まで到着してその中で10人で戦って最上位の人が初めて名人に挑戦できる、非常に狭き門。ほとんどの人は手が届かない、見ることもできない世界です。一生のうち1日でいいから名人になりたい と言っている棋士はいるがほとんどの人はかなわない」(藤井五冠の師匠 杉本昌隆八段)
 

対局中の藤井聡太五冠と永瀬拓矢王座

杉本八段「非常に充実している気がする」
 藤井五冠はきょう、地元名古屋で、名人挑戦を目指して重要な対局「A級順位戦」に臨んでいます。

 去年、B級からA級に昇級を決めた際には、次のように話していました。

「今期が課題多かったと思うので、しっかり振り返って、来期、(名人への)挑戦争いに加われるように頑張りたい」(藤井聡太五冠)

 その一方で…。

「A級は、名人への戦いを目指すことになるので、そういった舞台で戦えることは楽しみ」(藤井聡太五冠)

 ふたを開けてみれば、現在藤井五冠が6勝1敗で単独トップ。

 そのあとに3人が5勝2敗で続きます。対局はきょうを含め残りあと2局。

 藤井五冠がきょう勝てば、名人挑戦権へ大きく近づきます。

 藤井五冠の師匠、杉本昌隆八段は、最近の藤井五冠について…  

「非常に充実している気がする。内容に関しては何も言うことはない。ただ しいて言うなら、めちゃくちゃ忙しそうなのでハードスケジュールが心配。基本的に将棋盤の前に座っているのがすごく好きな青年ですから対局が多いのはむしろ彼からすれば歓迎かもしれない」
(杉本昌隆八段)
 

ミットランドスクエアのデリバリーランチ

高価な食事も…新しく変わった「勝負めし」
 実は、名古屋将棋対局場では、きょうから新しく変わったことがあります。それが、「勝負めし」です。

 去年6月の誕生以来、対局する棋士は、将棋連盟が用意したお弁当を食べていましたが…。

「エネルギーを使う対局で好きなものを食べたい」(棋士)

 そこで、きょうから食事のデリバリーも可能になりました。

 これについては、名古屋での対局の機会も多い杉本八段も…。

「これは待望の出前。とにかくいい将棋を指すためにおいしいもの、食べたいものを食べるのが大事」(杉本昌隆八段)

「きょうの対局から、棋士はミッドランドスクエアに入っている5つの店舗から食事のデリバリーが注文できるようになるんです!」(記者)

 対局者は、和食や中華、ラーメンなど5つの店舗から好きなニューを選ぶことができます。

「ミッドランドのレストランの中の高価な食事もあり、棋士の間でも話題になっている。対局者は事前にメニュー表を送られている。(藤井五冠は)おそらく相当時間をかけて準備していると思う」(杉本昌隆八段)
 

「酢豚と小籠包」

藤井五冠のランチは「酢豚と小籠包」
 ちなみに、師匠の予想は…。

「チャーハンも頼みそうとおもうが、キノコ率が高いのでなんとなくカレーだと思う。予想はカツカレーセットと予想している」(杉本昌隆八段)

 では、きょうのランチ、正解は~!

「藤井五冠には黒酢の酢豚をオーダーしてもらった。」(南翔饅頭店 ミッドランドスクエア名古屋 西村京造店長)

 注文したのは、酢豚と小籠包がセットになったランチメニューでした。
  
「大変おいしいです!酸味があり、コクがあり、癖になるような味です。」(記者)

 対局相手の永瀬拓矢王座は、この店の『海老のチリソース煮セット』でした。

 記念すべきデリバリー初日にトップ棋士2人が共に、この店のメニューを選んだことについて…。

「正直来ないだろうと思っていたら、急に(オーダーが)来たので、びっくりしている。連続してオーダーしてもらえると嬉しいが、ほかにも素晴らしいお店はいっ ぱいあるので、順番に使ってもらえれば幸い」(西村京造店長)

 きょうの対局の勝敗は、今夜遅くに決まる見通しです。

(2月1日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

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