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創部2年目、3年生ゼロのバスケチームがウインターカップ出場へ 筋肉自慢のエース「上級生に負けない」

2022年11月17日 16:50
 創部わずか2年で全国へ、3年生のいない三重県の高校バスケ部が偉業を達成しました。若いチームのエースは、ムキムキの筋肉が自慢。ミラクルストーリーに迫ります。

四日市メリノール学院バスケットボール部・塚松奎太選手(2年生)

 100kgを超えるおもりを軽々と持ち上げる三重県の四日市メリノール学院バスケットボール部・塚松奎太選手(2年生)。
 
 1年生の時には、MAX160kgも持ち上げたといいます。

 2021年に創部したばかり、3年生のいない若いチームのエースです。

 「パワーで相手を押したりしてゴール下でシュートを打つのが得意です」(四日市メリノール学院バスケットボール部 塚松奎太 選手)

 まるで丸太のような太ももにモリモリとした力こぶ。

 2021年6月、1年生の時に行われた中京大学との練習試合では相手に押されてもなんのその。
 
 持ち前の体の強さで大学生相手にも引けを取りませんでした。

 「練習とかで自分がエースなので、率先して声をかけたり、シュートを狙ったりとかしてチームを引っ張っています」(四日市メリノール学院バスケットボール部 塚松奎太 選手)
 

塚松奎太 選手

創部2年、3年生のいない若いチームのエースは筋肉自慢
 中高一貫校の四日市メリノール学院は、今から5年前に男女共学となり、学校をあげてバスケ部を強化。

 専用の体育館が2つある恵まれた環境の中、中学はこの夏、男女ともに全国優勝を果たしました。

 塚松選手はこの中学の男子バスケ部1期生で、3年生の全国大会にはエースとしてチームをベスト16に導きました。

 「強い高校に行こうと思ったんですけど、やっぱり地元で全国に行きたいというのがあったので、メリノール学園に残って全国に導いて自分も活躍したほうがいいかなと思い、そのまま内部進学しました」(四日市メリノール学院バスケットボール部 塚松奎太 選手)
 

1期生として入部した塚松奎太 選手

掲げた目標「ウインターカップでベスト16」
 高校に男子バスケ部ができると聞き、1期生として入部。

 同級生13人中7人が残り、再び全国を目指すことになりました。

 17人となった創部2年目のチーム。この秋、大きな目標がありました。

 「ウインターカップでベスト16を目指していて、今はそれに向かって頑張っています」(四日市メリノール学院バスケットボール部 塚松奎太 選手)

 冬の全国大会・ウインターカップは、高校3年生にとって集大成の戦いです。

 その最高峰の大会に3年生のいないチームで出場する偉業を目指しました

 「上級生には負けない。下級生でも全国で通用することを見せつけたいです」(四日市メリノール学院バスケットボール部 塚松奎太 選手)
 

休み時間の塚松奎太 選手

2021年の冬の王者・福大大濠高校と練習試合も「自分たちは食らいつけた」
 学校の休み時間に眺めていたのは、過去のウインターカップの準々決勝の映像です。

 「動画を見て盗めるテクニックは盗もう」と、イメージトレーニングも欠かしません。

 10月、ウインターカップの三重県予選を前に、力を試す絶好のチャンスがやってきました。

 2021年の冬の王者、福大大濠高校(福岡)との練習試合です。

 塚松選手は、鈴木凰雅選手など若い世代の日本代表もいる中、体の強さを生かして得点を決めると、空中でボールをキャッチして決めるスーパープレーも披露。

 試合終了間際には同点に追いつくシュートも決め、3年生もいる日本一のチームに対し互角に戦いました。

 「ひとりひとりのレベルが福大大濠は違っていて、それでも自分たちは食らいつけて、点を取る部分も通用していたので、これからも自信をもってやっていけたらと思いました」(四日市メリノール学院バスケットボール部 塚松奎太 選手)

 高校2年生とは思えない落ち着き、チームメートからの信頼は揺るぎません。

 「普段は優しいお父さんみたいな感じです。やっぱりエースという感じがあって、最後ボールを託してしまう部分もあります」(沖柑多 選手)
「塚松は熱いので、チームの士気を上げてくれるので欠かせない存在です」(キャプテン 岩瀬宙 選手)

 三重県予選決勝の1週間前、足を運んだのは三重県桑名市の多度大社です。

 「中学男子がここにきて優勝したというのを聞いて、それにあやかって。全員で三重県予選の優勝祈願をしに来ました」(池田大輝 監督)
 

四日市メリノール学院バスケットボール部

ウインターカップ出場をかけて…意地のぶつかり合いでエースが躍動
 11月6日、ウインターカップ出場をかけた決勝戦が三重県津市で行われました。

 相手は2021年の三重県代表・津工業。

 1、2年生だけで臨むメリノールは、第2クオーターで一時8点差をつけられる苦しい展開。

 それでも、塚松選手が体を張ってチームを鼓舞。

 前半を終えて、1点差まで詰め寄ります。

 後半も互いに譲らず、意地と意地のぶつかり合い。

 最終第4クオーター、均衡を破ったのは塚松選手でした。

 エースがチームに勢いをもたらし、メリノール学院が一気に突き放します。
 

ウインターカップ2022出場校

 そして創部2年目にして全国大会へ、塚松選手は両チームトップの28得点を上げ、偉業達成に導きました。

 「やり残すことがないというか、全部出し切ろうという気持ちで大会に挑みました。ウインターカップは3年生の最後の大会で、どのチームも当たり前ですけど勝ちにくるので、それに負けないように自分たちも頑張っていきたいです」(四日市メリノール学院バスケットボール部 塚松奎太 選手)

(11月17日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』「じもスポ!」コーナーより)
 

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