保育士「災害時に子どもの命を守れない」 8割を超える保育士がアンケートで回答 配置基準の見直し訴える

2022年11月15日 17:51
保育士らで作る団体のアンケートで8割を超える保育士が「災害時に子どもの命を守れない」と感じていることがわかりました。

 アンケートを行った愛知県内の保育士や保護者らで作る団体は、70年以上変わらない保育士の配置基準を改善するよう活動を続けていて、4歳から5歳のクラスで保育士1人に対し園児30人という、現在の配置基準を1対15へ見直してほしいと訴えています。

 団体が今回行ったインターネット上のアンケートでは、保育士から2648件の回答があり、このうち「災害時に子どもの命を守れないと感じている」と回答した保育士が8割を超えたということです。

 団体は、保育士の配置基準の見直しなどについて提言をまとめ15日、愛知県と名古屋市に提出しました。

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