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産後パパ育休を“7つの法則”で楽しく! 「子どもの成長を感じられる」男性の育児休業のコツとは

2022年10月6日 20:06
いま男性の育児休業が増える一方、十分に関われず「とるだけ育休」と評されるパパたちも。実りある「パパ育休」にするコツは?
 9月末に産まれたばかりの第2子のため、育休を取ったパパ。名古屋市の会社員、谷合俊明さんです。

「くちあけて。あ~そう」(谷合さん)

 産後間もないママは、まだベッドから長くは起きられません。新生児の寝かしつけやミルクに加え、2歳の長女のお世話に奔走しています。男性の育児休業は、今後も増えていくと見られています。

 理由のひとつは『育児・介護休業法』の改正です。

 10月からは新たに「産後パパ育休制度」がスタート!従来の育休と合わせると、4回に分けて育休を取ることができ、「時期」や「期間」をより柔軟に選べるようになるからです。

 一方で…。

「全然わからないことだらけだった。まず何が必要なのかっていうのを把握するのがすごい大変」(谷合さん)

 実は谷合さん、長女が産まれた2年前にも育休を取得。ですが、最初の育休はちょっと苦い思い出になっているそうです。谷合さんは「気持ちだけは頑張らなきゃという感じはあったが、やれていないことだらけ。“とるだけ育休”と言われれば、そうかもしれない」と振り返りました。

 育休を取ったものの、うまく家事や育児に関われないパパの現状を表す『とるだけ育休』。ある調査では、育休を取得した男性の『1日の家事・育児時間』についてパートナーに聞いたところ、3時間以下と回答した人が、半数近い44.5%にのぼりました。

 調査をした、子育てアプリやママ向け情報サイトを運営する、コネヒトの高橋恭文代表は…。

「3時間以下は“とるだけ育休”。育休をいわゆる“休暇と捉える”と思われてしまっても間違いない数字。(家で)仕事をしてしまっていたり、家事・育児を手伝いと捉えてしまっている男性が残念ながら多い」(コネヒト 高橋恭文 代表)
 

育休をうまくする7つの法則

育休をイベントとして捉えれば一緒に成長を感じられる
 街の人にも、この結果を見てもらいました。

「もう少しやってほしい。ただのお休みですよね。少しイライラしちゃうかもしれない。取っているならね。」(2児の母30代)
「働いているお母さんでも、家で3時間は(家事・育児を)する。男性は子どものあやし方が分からないと言うけど、女性も最初は同じ。24時間向き合うと、やり方が分からないとかではなく、あやすしかない」(1児の母 40代)
「目的があって休むなら全然良いと思う。ただ休んでとなると、何して良いのか分からないのでは。」(1児の父30代)
「何をやったら良いのかと思う。自分の趣味に走っちゃったりとか?」(2児の父30代)

 では“とるだけ育休”とならないためにはどうしたら良いのでしょうか。高橋代表によると、ママたちへの調査から見えてきた『7つの法則』があるといいます。

 『1.家事・育児の量的な担当』を分けること。
 『2.家族との時間を楽しむ』こと。
 『3.精神的に支える』こと。パートナーは大事です。
 『4.主体的な姿勢』で家事・育児に取り組み、
 『5.睡眠・休息』をママにとらせること。
 『6.必要なスキルの習得』と
 『7.十分な期間の育休』を夫婦で取得することです。

 中でも、高橋代表が大切だと考えているのが…。

『2.家族との時間を楽しむ』(高橋代表)

「お子さんが生まれたこととか、お子さんのお世話をするってことを義務としてではなくて、家族のイベントとして捉えていく。お子さんがいて一緒に過ごす時間を、(夫婦で)一緒にすることが、産んでよかったな、子どもができてよかったな、家族になって良かったなと感じる。その時間を楽しんでほしい。」(高橋代表)
 

夫婦で分担する

育休『7つの法則』実践!パパ・ママで分担して楽しく育休
 三重県の宮里さん家族。パパの泰平さんは、双子の長男・長女の後に誕生した第3子のため、4月から半年間の育休中です。

「(育休が)始まって5カ月ほど。順調にきている?」(鈴木アナ)
「順調だと思う。割と私がズバッと言う方なので」(ママ 春貴さん)
「何もしないのは僕の中でダメだと思った。ただ休んでいるだけなのは。子どもを見つつ(気にしながら)やっていけばスムーズにできた」(パパ 泰平さん)

 夫婦ともに、大満足だという今回の育休。その1日を見てみると“とるだけ育休”にならない法則を見事に押さえていることが分かりました。

 まずは、『1.家事・育児の量的な担当』を分けることです。

「1日の役割分担は、大体このような流れになる」(泰平さん)
「わーもうびっしりですね!父・母と分けられている。大体1日がこの流れ?」(鈴木アナ)
「大体この流れ\」(泰平さん)

 朝7時に起きると、パパが洗濯物を片付け、ママは朝食の準備。9時には、パパの掃除中にママが赤ちゃんのミルクを担当します。午後1時、パパが双子と遊んでいるときに、ママは赤ちゃんを寝かしつけ…。

 パパが洗濯している最中に、ママは夕食を準備。家事・育児ともにしっかり分担できています。次に、『6.必要なスキルの習得』。

「ミルク160ml作って」(春貴さん)
「160ml。はい」(泰平さん)

 ママがミルクの分量を指示すると慣れた手つきで作り始めるパパ。

「俺がやる?」(泰平さん)
「私、ご飯作るから」(春貴さん)

「上の双子がミルクが基本だった。3人目に関しては思い出しつつやっている感じ。今では慣れてきた」(泰平さん)
 

育休で成長を感じる

“ハグタイム”は儀式ではなく成長を感じられる幸せなひととき
 そして、泰平さんが特に心がけているのは、やっぱり『2.家族との時間を楽しむ』こと。それがよくわかるのが、一日の終わりに必ず行う「ハグタイム」です。決して寝かしつけのための「儀式」ではなく、パパにとっても幸せなひとときです。

「(話せる)言葉がちょっと増えてきたな、できなかったことができるようになったなとか、長い時間を過ごしていると(子どもの)成長を感じられる。近くで見られて良かった」(泰平さん)

 赤ちゃんのお世話が始まったばかりの谷合さん。“とるだけ育休”をしないための工夫の一つが、食洗器です。子どもに向き合う時間を作るため、事前に購入しました。「少しでも(家事を)軽減して、育児に時間を割けるようにしたいと思い、買った」と言います。

 さらに、育児の方針についてママと何度も話し合い、「3.精神的な支え」となれるよう、心掛けているそうです。

「育休は“母親が育児・家事をするもの”というマインドを変えるところがまず第1歩。プラスで、妻と夫婦でしっかり話し合うこと、“対話をすること”が大切だなと思う」(谷合さん)

(10月6日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

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