「同性婚なんて気持ち悪い事は大反対」投稿の愛知県議 抗議に「勉強不足だった」と謝罪

2022年10月4日 17:05
同性婚についてSNSでコメントした愛知県議に抗議文が渡されました。県議の反応は?
 4日午前、愛知県議会の一室に神妙な面持ちで現れたのは、自民党の渡辺昇 県議です。

「許しがたい差別発言です」(面会した渡辺県議に抗議する井田さんら)

 抗議を受けた要因はSNSでのコメントでした。

 9月27日、ジェンダー平等を求める団体の事務局長を務める井田奈穂さんが、キューバで同性婚が認められたというニュースをフェイスブックに投稿したところ、渡辺県議が、この投稿に対し「同姓婚なんて気持ち悪い事は大反対!」とコメントを書き込みました。
 

井田奈穂さん(左)らの抗議に謝罪する渡辺昇県議(愛知県議会 4日)

「許しがたい差別発言」 厳重抗議に県議は謝罪
 このコメントを受け井田さんは、性的マイノリティの支援をする団体のメンバーらと共に議会を訪れ、渡辺県議に抗議文を渡しました。発言についての謝罪、そして撤回などを求めています。

「厳重に抗議いたします」(井田奈穂さん)

「この度は本当に申し訳ありませんでした」(渡辺昇 県議)

 

抗議を受けた後 報道陣に答える渡辺昇県議(愛知県議会 4日)

「面識ない女性議員にホテルで面会求めたか?」の追及も
 また井田さんらは、渡辺県議が女性の地方議員などに対し、SNSなどを使って執拗に面会を求めたのではないかと、追及の手を緩めません。

「全く親しくなっていない人、一面識もない方に『ホテルで会いましょう』と誘ったことは?どのようにお考えですか」(井田さん)

「ホテルというのはシティホテルとかビジネスホテルのロビーは待ち合わせがしやすいものですから、そういう所でお目にかかってジュースでも飲みながら、喫茶店で情報交換したいという目的があったものですから…」(渡辺県議)

 抗議を受けた後の渡辺県議は、報道陣に対し次のように話しました。

「勉強不足だったために、ああゆう投稿をしてしまって、もう反省するばっかりです。どんな場面でもそのようなことは口にしないことをお約束しましたので、深く反省して皆様におわびして、信頼回復できるように頑張っていきたいです」(渡辺県議)

(10月4日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

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