23日午前9時に南の海上で台風15号が発生しました。東海地方に近づき、大雨の恐れがあります。

　台風15号は午前9時現在、四国の南の海上にあって、1時間に約20kmの速さで北へ進んでいます。

　23日夜遅くから24日朝にかけて東海地方に最も近づく恐れがあり、その後、温帯低気圧に変わりながら25日（日）には、日本の東の海上へ進む見込みです。

　東海地方は、台風が近づく前から雨が降っています。三重県の尾鷲港では、漁から戻った漁師らが台風で船に損害が出ないよう、対策を取っていました。

　23日午後からも各地で雨が降り、三重県南部を中心に大雨の恐れがあります。24日にかけて、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る所がありそうです。

　また、24日午前6時までの24時間に、いずれも多い所で、三重県で200ミリ、愛知県で150ミリ、岐阜県で100ミリの雨が予想され、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水のほか、強風や海上の高波に注意・警戒が必要です。

　この先の予報です。雨は24日朝までの見込みで、午後は、晴れ間が戻るでしょう。連休最終日の日曜日も、晴れる所が多い見込みです。