4回目の追加接種で期限切れワクチン使用 接種間隔の誤りも 岐阜県富加町の施設

2022年9月15日 22:15
 岐阜県富加町の高齢者施設で行った新型コロナワクチンの追加接種で、約60人に対し期限切れや接種間隔を間違えたワクチンを接種していたことがわかりました。

 富加町によりますと、町内の介護老人保健施設は7月13日から29日にかけて新型コロナワクチンの4回目接種を入所者や職員ら136人に行いました。

 その際、62人に対し保管期限を過ぎたワクチンを使用したり接種間隔が不足したりしていました。

 保管期限は最長で12日過ぎていて、接種間隔は最長で20日不足していたということです。

 8月1日、施設が町に接種実績を報告した際に不明な点があり、町が調べたところ間違いが判明しました。

 これまでに健康被害は確認されていません。

 施設にワクチンの取り扱い方法の認識が不足していたことが原因とみられていて、町は接種体制を見直すよう指導したということです。

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