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大学生プロサーファー 都築虹帆 地元を愛し、地元に愛される19歳 支えてくれる人へ恩返しの戦い

2022年9月15日 18:08
地元を愛し、地元から愛される世界一を夢見るサーファー。9月に行われた国際大会、東京オリンピック銅メダリストとの決勝で、待っていたものとは。
 マスクメロン、キャベツなどの名産品が豊富な愛知県田原市。実は、全国屈指のサーフィンスポットでもあります。そんな恵まれた地域を拠点とするのが、都築虹帆選手、19歳。

「(田原は)波が毎日あることだけで超うれしいけど、なんとそれだけじゃなくて山も良いし、自然の豊かさも良いし、人もあったかいし、ご飯も全部おいしいし、最高です」(都築虹帆 選手)

 

都築虹帆 選手

次世代を担う大学生プロサーファー
 2021年の東京オリンピックから正式種目となったサーフィン。
 
 技の難度や独創性で競い合う採点競技です。ニッポンは男女ともにメダルを獲得しました。

 その次世代を担う大学生サーファーの都築選手。去年、地元田原で開かれた大会で日本。2022年は国際大会を転戦し表彰台にも上がるなど、夢に向かって今ノリに乗っています。

「サーフィンの最終的な目標はワールドチャンピオンになること。オリンピックにも出場したいです」(都築虹帆 選手)

 

都築選手の持ち味は「スピードとキレ」

練習は早朝から全国屈指のポイントを転々と…
 朝5時。波のコンディションが比較的良い早朝が、もっぱらの練習時間です。田原にある、全国屈指のポイントを転々とする彼女。世界で戦う選手だろうが、一般の人と分け隔てなく波に乗っています。

「釣りみたいな感じで、良い波が来るのを待ってさっと乗る」(都築虹帆 選手)

 サーファーはだいたい顔なじみ。アットホームな雰囲気の中、持ち味のスピードとキレを研ぎ澄ませていきます。
 

サーフィン番組で競技の魅力を発信する都築選手

自身でサーフィンの魅力発信も
 都築選手には、もう一つの顔があります。それが…。

「こんばんは、はじまりました。『キープ ザ ビーチ』虹帆です」(都築虹帆 選手)

 ラジオのパーソナリティー。サーフィン番組で競技の魅力を発信しながら、とあるスキルを磨いていました。

「インタビューでちゃんと受け答えができる練習になるから、試合に差し支えない感じで行ける時は行っています」(都築虹帆 選手)

 

母・真弓さん(左)と虹帆さん(右)

夢のため…中学3年で移住の決断
 田原に溶け込む彼女。

 実は、知多半島の常滑市出身。サーフィン中心の生活を送るため中学3年の頃、なんと家族全員で渥美半島に移り住みました。

「この歳で移住とか不安でしかない。でもこんなにまっすぐ夢に向かっているのに自分たちができることをしないってことが考えられないから」(母・真弓さん)

「私のこと一番に考えて全力で行動して一緒に夢を追いかけてくれるので、めっちゃ良いチームです」(都築虹帆 選手)

 

約20のスポンサーから支援を受ける都築選手

地元に愛される都築虹帆 選手
 つかの間のオフ。足を運んだのは、複数の地元スポンサー。お土産などを渡しにきました。

「忙しいけど地元にも来てくれるし、人柄がすごく良くて、笑顔で周りが明るくなる感じがあるので」(伊藤海苔店 伊藤学 専務)

 現在、約20のスポンサーから支援を受ける都築選手。中には、自ら作った資料でプレゼンし、サポートしてもらうことになった企業もあります。

 田原市内の自動車販売店からは。

「超カッコいいです。早くこれでサーフィンに行きたいです」(都築虹帆 選手)

 練習や遠征も一人で移動できるよう、この日なんとマイカーをプレゼントされました。

「田原から世界へ出たっていう選手も見てみたいので」(渥美モータース 鈴木大智 副社長)

「スポンサーさんあっての今の私なんで、本当に幸せ者です」(都築虹帆 選手)

 支えてくれる人たちに恩返しを。

 

都築虹帆 選手の恩返しの戦いは続く

国際大会、初優勝へ…
 今、世界で勝つために取り組んでいるのが、空中に飛び出して回転する「エアー」です。

「日本人女子はほぼやっている人がいなくて、絶対それで世界で戦う日が来ると私は思っている」(都築虹帆 選手)

 9月上旬。静岡で行われた国際大会。世界で活躍するプロサーファーが出場する中、誰よりも楽しむ姿が。

「試合は乗り放題だからここを30分2人で貸し切っていいんですか見たいな」(都築虹帆 選手)

 次々に技を繰り出し、気づけば決勝にまで駒を進めていました。

 国際大会、初優勝へ。対するは、東京オリンピックの銅メダリスト都築有夢路 選手。

 夢の道しるべとなるライバルに、リードを許す展開が続きます。それでも、終盤「エアー」を果敢にチャレンジ。成功とはならず敗れたものの、国際大会で価値ある準優勝を収めました。

「世界に行くステップの大事なはじめの一歩だったので、こうして成績を出せてトロフィーももらえてすごくうれしい。頑張っていることが少しずつ結果に繋がりはじめてて、でもまだこれからなのでより一層頑張っていきたいと思います」(都築虹帆 選手)

 田原を愛し、田原から愛される都築選手。恩返しの戦いは続きます。

「本当に移住してきてよかったです」(都築虹帆 選手)

(9月15日15:40~放送 メ~テレ『アップ!』じもスポ! コーナーより)
 

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