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BMX日本一の中学生は7人きょうだい 小澤楓(14) 大家族の支えで妹と共にパリ五輪目指す

2022年8月11日 17:57
地元・東海地方のスポーツやアスリートを掘り下げる「じもスポ!」コーナー。今回は、兄妹でパリオリンピック出場も期待される岐阜のスーパー中学生に密着。強さの裏には、大家族の支えがありました。 
ジャパンカップ最年少で日本一の小澤楓選手(14)
 7月24日に横須賀市で開かれたジャパンカップ第2戦、岐阜の14歳が、会場の視線をくぎ付けにしました。

 『360ダウンサイドテール-ウィップ』『バックフリップ』『360テールウィップ』…次々に難度の高いトリックを決めた小澤楓(かえで)選手。最年少ながら日本一に輝きました。

 東京オリンピックから正式種目となった『BMXフリースタイル・パーク』。制限時間内にトリックを出し続け、その技の難易度や高さ、完成度などで競う採点競技です。

 小学6年生の時にジュニア世界一の実績も持つ小澤選手。活躍の裏には、大家族の存在がありました。
 

父の建司さん手作りの練習場(岐阜県本巣市)

世界基準の練習場は父の手作り
 岐阜県本巣市。根尾谷薄墨桜からほど近いパーク。小澤選手は、自宅から車で30分のところにある場所で汗を流しています。

 去年出来たばかりのこの練習場、なんと父・建司さんの手作りなんです。

「趣味でやるなら全然いらないと思いますけど、本当に世界を目指してやるっていうのであれば、なるべく環境を良くしてあげたいと思うので」(父・建司さん)

 バレーボールコート約2面分の土地を基礎から開拓。

「ここの土を平らにすることがすごく難しくて、平らにしてから上を真っすぐ整備していかないといけないので」(建司さん)

 総工費は、約200万円。知り合いの助けを借りながら作業をすること半年、壁の高さ4mと、世界基準の練習場が完成しました。

「(高さ4mから)降りてこぐだけでめっちゃ飛べるんで、なかなか飛べるところってないですよ。ここは飛べるんで本当にありがたいです」(小澤楓選手)
 

小澤家の7人きょうだい

14歳~0歳 二男五女の7人きょうだい
 ここで磨きをかけた高さのあるエア、そして多彩なトリックが小澤選手の持ち味。どれもすごすぎて、取材班がお宝映像を撮り逃すことも…

「ここから撮ってないですか?」(楓選手)
「え!」(取材ディレクター)
「取材でも大会でも見せてない技」(楓選手)
「なんだよ!言ってよ~」(取材D)

 天真爛漫な中学3年生、実は…

「楓です」「美晴です」「杏心(あこ)です」「美咲です」「七菜です」「春馬です」「美心(みこ)です」
       
 7人きょうだいの長男。小学生以上の5人がBMXをやっています。

 楓選手とともにニッポンの強化メンバーに選ばれているのが、長女の美晴(みはる)選手。

「パリオリンピックを目指します。日本一にもなりたいし世界一にもなりたいです」(小澤美晴選手・12歳)
 

小澤美晴選手(12)

妹の美晴選手(12)も世代ナンバーワンライダー
 中学1年生の彼女もまた、世代ナンバーワンライダー!バックフリップをはじめ、世界でもほんの一握りの女子選手しか飛べない大技を、何種類も持ち合わせています。まさに末恐ろしい12歳!

「(楓という)一番良いお手本がいるので」(父・建司さん)
「技ができない時に教えてくれます」(小澤美晴選手)

 練習では楓選手と交互に技の繰り出し合い、失敗を重ねながら切磋琢磨しています。練習後、2人がいたのは大垣市内にある接骨院。毎晩、自宅から車で往復1時間かけて連れてくるのも父・建司さんの日課です。

「上から降りてきて衝撃が全部体にかかるんで、首もそうですしひじも、放っておくと骨にいっちゃう。それで1年乗れないこともざらにあるので」(建司さん)

 一方、大家族を切り盛りするのが、母の康子さん。毎日9人分のご飯作りに、洗濯は1日2回。忙しい日々を過ごしています。

「秘訣は手抜きですね(笑)いかに子ども上手く褒めてやらせるか」(康子さん)

 時間があれば練習場に足を運び子どもの成長を見守る、これが何よりの生きがいです。

「過程を見ているので、できると実ったなっていうのと、子どもが喜んで嬉しそうな顔をしているのが嬉しいですね」(康子さん)
 

小澤楓選手(14)

大家族の支えでパリ五輪を目指す
「いただきます」…一家が勢ぞろいするひと時。自然と会話に花が咲きます。

Q.美晴ちゃんにしてもらって嬉しかったことは?(取材D)
「勉強を教えてもらった」(三女の美心ちゃん・小1) 
「やさしい」(次男の春馬くん・小3)

Q.楓君にしてもらって嬉しかったことは?(取材D)
「あったっけ?」(次女の美咲ちゃん・小5)
「・・・ない」(次男の春馬くん・小3)
「ない」(三女の美心ちゃん・小1)
「なんでないことを前提に話進めてんねん!」(楓選手)

 メ~テレは、3年前にも小澤家を取材。当時小学生の楓選手が夢に見ていたのが「オリンピックで1位をとること」。

 今はより現実味を帯びてきた目標。だからこそ一歩ずつ前へ…

「オリンピックに出たいですけど、世界大会でまず準決勝以上に行かないと100%無理なんで、その前にやることをやってからじゃないといけないと思います」(小澤楓選手)

(8月11日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』じもスポ! コーナーより)
 

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