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白と黒では5分で15℃以上の温度差に 暑くならない服の色は?専門家「黄色・灰色・赤までが無難」

2022年6月29日 06:06
28日、岐阜県多治見市では全国で2番目に高い37.9℃を観測。東海3県では午後5時までに熱中症の疑いで、合わせて86人が救急搬送されています。実は、服の色で暑さに大きな違いが!快適に過ごせる服の色は何色なのか調べました。
 屋外で少しでも暑さを避けるために、快適に過ごせる服の色は何色なのか表面の温度を調べました。

 用意したのは、赤、黄、白、黒、青、緑の6色のTシャツ。

 時間は午後0時半、Tシャツを着せたマネキンを一斉に外に出し、サーモカメラで、色の変化を観察します。

 2分半が経過すると、黒いシャツの肩あたりが赤くなってきました。

 白や、黄色のシャツの表面温度はあまり変わらないのに対し、黒のシャツはどんどん変化していきます。

 スタートしてから5分経過すると、白いシャツは44℃、黒いシャツは60℃を超えていました。

 たった5分の間に、白と黒では約15℃度の差がつきました。

 白はホカホカと温かいのに対し、黒は熱くなり、ずっと手を置いておくのが嫌になるほど、熱気を帯びていました。
 

色による表面温度の違いを実験

快適に過ごせる服の色は何色?
 色による表面温度の違い。

 専門家の実験でも、シャツの表面温度に20℃ほどの違いがたった5分で現れていました。

「平たく言えば、太陽光をどれだけ吸収してしまうか、反射しないか、というところに尽きると思います」(国立環境研究所 一ノ瀬俊明さん)

 地上には、「放射エネルギー」という、様々な波長のエネルギーが太陽から届いていますが、物体の色によって、反射する率が異なり、黒い物体では、その多くが吸収されてしまうため、熱を持ちやすいそうです。

 緑と赤なら、緑の方が熱くなり、一ノ瀬さんの実験では、15℃ほどの差がついたそうです。

 光の中には、目に見えない波長があり、その反射率が赤のほうが高いため、見た目以上の差がついているといいます。
 

放射エネルギーの反射イメージ図

 これからの季節に増える屋外でのイベント。

 一ノ瀬さんは、日陰に入れない場合や、風が弱い日の野外作業は特に服の色に気を配ってほしいと話します。

「5分で差がついたということは、非常に気を付けなければならないことで、炎天下の場合で、なおかつ、ひなたに座っていないといけない場合だと、明るい色を着ていただきたい。毎日白というわけにもいきませんので、黄色、灰色、赤くらいまでが無難だと考えています」(国立環境研究所 一ノ瀬俊明さん)

(6月28日 15:40~放送メ~テレ『アップ!』より)
 

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