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織田信成「プロポーションを保つのは当たり前」 荒川静香×織田に本郷理華が引退後の悩みを相談

2022年6月28日 20:10
 一流スケーターたちがフィギュアファンを熱くさせた「ファンタジー・オン・アイス」。競技引退後もスケート界に欠かせないレジェンド、荒川静香さんと織田信成さんに、本郷理華さんが突撃インタビュー! お悩み相談をしました。

荒川静香さんと織田信成さん

 6月2日、アイスショー「ファンタジー・オン・アイス」の名古屋公演に向けてリハーサルが行われている会場にやってきた本郷理華さん。

 グランプリシリーズでの優勝経験を持ち、現役時代は名古屋を拠点に活躍しました。

 引退して1年、「第2の人生」をスタートさせたものの悩みを抱えているといいます。

 メ~テレの独占インタビューと称して、「ファンタジー・オン・アイス」に出演する荒川静香さん(2006年トリノ五輪金メダリスト)と織田信成さん(2010年バンクーバー五輪入賞)に相談に乗ってもらう事に!

 本業のスケートはもちろん、解説やテレビ出演などにもひっぱりだこの先輩たちです。

 本郷さんも白いスーツに身を包み気合十分、早速「お悩み相談」です。
 

本郷理華さん

本郷理華の悩み1「今後の人生に不安があるんです…」
 最初の質問は、引退後の生活について。

 本郷「引退して、第2の人生を始めたんですけど、先輩2人にアドバイスを頂いて頑張りたいなということで。現役引退を実感した瞬間はありましたか?」

 織田「僕は2013年の全日本選手権で引退したんだけど、今もずっと現役やと思ってるんで(笑) プロでやっているっていうよりも現役にまだ負けないぞっていう気持ちで今もやっているから」

 織田「それこそファンタジー・オン・アイスも引退した2014年の年からずっと出させてもらっていて、今年で8年目になるんだけど、その時から気持ちも全然変わっていなくて、ちょっとでも難しいジャンプを飛びたいし、ちょっとでも盛り上げたいしっていう気持ちは、現役の時からは変わっていないけど、一つ変わったことがあるとすれば、心がすごく解放されたかなという感じはする。いっつも自由に生きています」

 荒川「私はですね、引退したのがものすごい前なので…。今、思い出していたんですけど、引退して10年位まではスケートにもうちょっと肩ひじ張って取り組んでた気がしますね。歳に負け始めてからは…」

 織田「いやいや負けてない! 荒川さんだって絶賛のコメントばっかでしたよ!!」
 

荒川静香さんと織田信成さん

 荒川「練習にもうちょっと行かなくなると思っていたんですよ、引退したら。人前で一回でも滑るからにはものすごい練習するっていうことに気づいて、引退する前に思い描いていた引退後の生活とはちょっと違って…。これが仕事になったじゃないですか、プロとして、スケートに対して逆に責任感とかプレッシャーとか抱えるようになったかもしれないです。スケートって永遠じゃないでしょ? プロでいつまでやったらいいかわかんなくなっているけど、永遠じゃないから今しかできないこととして、何をしていくかっていうのは考えますよ」

 本郷「私も引退してショーとかに出させてもらったときに、私を見て良かったなとちょっとでも思ってもらえるような演技をしたいなと思います」
 

本郷理華さんと織田信成さん

本郷理華の質問2「多忙な中でスケートの技術をどう維持していますか?」
 本郷さんは、引退後もハイレベルな滑りを維持している秘訣が知りたいそうで…。

 本郷「2人はスケート以外の仕事も忙しくて、子育てもしていて、どう滑りを維持していますか? 私は少しでも滑らなくなったときに、戻すのが大変でした。2人はどう気を付けているのかなと」

 織田「僕も一年半くらい前に膝の手術をして、半年滑らなかった時期もあったりとかして、正直ここまで戻せる自信っていうか不安はすごくあったんだけど、氷に乗れない分、例えば走りこんだりとか、陸上で回転練習したりとかっていうのはすごい増えました。僕、甘いものが好きじゃないですか。いっぱい食べるのも好きなので、その分2~3時間集中してトレーニングして、プロポーションを保つのは当たり前。プラス、何を見てる人に届けられるかなっていうところでやっぱ勝負しないと。それが自分の仕事だと思っているので、ただやるだけじゃなくて、プラス自分の個性だったりとか見ている人が楽しいと思ってもらえるものって何かなと考えながら、ひたすら動くって感じ」
 

子育てとスケートとの両立について話す荒川さん

 荒川「私は、スケジュールを詰め込みまくってます。ギリギリのところを攻めていく。だから不安になる」

 織田「子どもと接する時間も必要ですしね」

 荒川「バランスは難しくてですね、やっぱり両立っていう言葉があるのかなって思うんですよ。こうやってスケートに取り組んでいるときは育児から離れちゃっているわけじゃないですか、両立出来ていないって思っちゃうんですよ。心のバランスも非常に難しくて、やれることはやりたいと思って時間をギリギリに詰め込んでいっちゃうんですけど」
 

本郷理華さんと荒川静香さん

本郷理華の質問3「子育てはどうしていますか?」
 本郷「2人はお母さんとお父さんですけど、子育てはどうしていますか?」

 織田「ほんとに悩んでますね、僕も父親として、やっぱり背中を見せる、自分が頑張る姿を見せることで伝えられる何かがあると思う。だから、どの仕事に対しても全力でやる姿を見せてあげたいなと思っています」

 荒川「子どもの気持ちをキャッチして、それに対して言葉をかけたりっていうことは意識してますかね。一方的に『これしなさい、あれしなさい』っていうことではなくて、こう言ったらこう思うだろうな、こうとらえるだろうな、だからこういうことを今しているっていう説明をしたりとか、とにかく子どもと心をちゃんと通わせようという意識は強く持っています。それは子育てとコーチングって似てるかもしれないよね。結局は成長を見守るとか、成長を促すとか、指導するとか」

 織田「急に子育ての質問なんてどうしたの? 何かあった?」

 本郷「(笑)すみません! お相手とかはまだ全然…。そっちはあとで別室で相談したーい!!」
 

荒川静香さんと織田信成さん

本郷理華の質問3「子どもへの指導って難しい」
 子どもと言えば、引退後は子どもたちにスケートの指導をしている本郷さん。難しさも感じているといいます。

 本郷「スケートの先生も始めたんですけど、子どもたちに伝えることが難しいなと思っていて…。自分が言われて分かることでも、小さい子だと分からなかったり伝わらなかったり、苦戦しています。2人は気を付けていることはありますか?」

 荒川「見せたらいいんだよね、やっぱ百聞は一見にしかずじゃないけど、子どもは言葉で説明されるより見た方が感覚として理解できるから、見せられるうちに教えてるっていうのは一番だと思うよ」

 織田「見せてもらったら『本郷先生すごい人なんだ』っていうのがもろに伝わるから、多分言ったこと全部聞いてくれると思う!」

 本郷「自分の練習にもなるし一石二鳥ですよね」

 織田「動いて絶対見せた方がいいと思う」

 荒川「私はグループレッスンで育ったので、他の人に言っていることっていうのは、その人を見てどう直したらどう言われたことをどうなるっていうのが客観的に見られるじゃないですか。だから自分に言われてることだけじゃなくて、人に一回言われてることも聞いてみたらいいよっていうのを言ってあげるとわかりやすいと思う。個人レッスンだけの環境だとそれはなかなか難しいんですけど、グループレッスンで教えているとしたらそれできると思う」

 織田「子どもがスケート人生の中できっと一番好きな瞬間で、だからその好きっていう気持ちを大事にしてあげて、『本郷先生と練習楽しかったから明日も来たいな』って思えるように、優しく教えてあげたらいいんじゃないかなと。そうしたら絶対子どもたちも積極的に練習してくれるし、明日も休まずに先生に会いたいって言って来てくれると思うよ!」

 本郷「ありがとうございます、ちょっとやってみます」
 

「ハートを飛ばしまくっている」織田信成さん

ファンタジー・オン・アイス、2人のプログラムの見所は?
 本郷「最後にアイスショーの見どころを教えてください!」

 織田「僕は今回ミュージカルの『Kinky Boots』っていうプログラムで女装をしながら滑るんですけど、ほんとに役になりきってハートを飛ばしまくっているんで、皆さんにハートをキャッチしてもらえたらいいなって思っています。コラボはスガ シカオさんの『黄金の月』っていうすごく大人っぽいというか、今までコラボで滑った曲の中ですごく雰囲気のある曲なので、優しいスガさんの曲だったり声っていうのに寄り添うようなスケートが出来たらいいなと思っています」
 

荒川静香さん

 荒川「やっぱり今コロナで中々エンターテイメントなんかも開催できない時期も長く過ごしてきてのファンタジー・オン・アイス。3年ぶりということで、皆に癒しとか活力とかそういったものをお届けできるショーになればいいなっていう願いもあって、その中の一員になりたいっていうのがあります。私のソロナンバーは『Nella Fantasia』という曲を選んで、心の平穏であったり平和を願うような、またスケートって風のように滑らかでいいなって思ってもらえたら、滑ることが出来たら、と思いながら選んだプログラムです。2011年に作ったので、すごい時間は経っているんですけど、そこで作ったときは震災後だったので、そういった平穏とか祈りがあるときにまたこの曲を選びたくなるんだなと自分でも思ったんですけれども、そんなテーマのある曲です」
 

本郷理華さん

 荒川「もう一つは広瀬香美さんが歌ってくださる『Promise』という曲で、私はほんとに広瀬香美さんの歌をリアルタイムで聞いてきた世代なので、全部歌えるみたいな(笑) 今回『Promise』っていう曲はすごくパッショナブルな曲で、情熱的な世界観を持った曲だと思うので、そこに広瀬さんのパワーのある歌声にしっかりと乗っていけるように、振り付けは自分で作ったので自信はないんですけど、そういう思いは強く情熱的に踊れたらいいなっていうのはありますので、皆さんが乗れるようにしっかりと盛り上げていけたらと思います」

 織田「理華ちゃんはプロとしてやらないの?」

 本郷「やれる機会があったら、頑張って練習して、やらせてもらいたいって気持ちはあるけど、一応意欲はあります! ただっ…ていう感じ(笑)笑っちゃった」

 織田「絶対いいと思うなー」

 本郷「そのお言葉がすごく嬉しいです。ありがとうございます(笑)今日はすごく勉強になったから、明日から自分の生活に役立てます!」

 荒川「今日からですよ!」

 織田「厳しい(笑)」

 荒川「小さいときから知っているから感慨深い、頑張って!」

 大先輩からのありがたいエールを受け取った、本郷さんの「お悩み相談」でした。
 

インタビュアーの本郷さんと荒川さんと織田さん

 荒川静香さん:2006年トリノ五輪金、引退後はプロフィギュアスケーターとしてアイスショーなどで活動するほか、スケート解説、キャスターなど様々な分野でも活躍、日本スケート連盟副会長

 織田信成さん:大阪府出身、2010年バンクーバー五輪7位入賞、引退後はプロフィギュアスケーター、解説者、タレントなどとして活躍

 本郷理華さん:宮城県出身、2015年・2016年四大陸選手権3位、昨シーズンに現役を引退、現在はスケートクラブのコーチや振付師として活躍

(8月26日 深夜1:34~放送予定 『メ~テレ60周年 Fantasy on Ice 2022 in NAGOYA 完全版』より )
 

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