名古屋駅前のモニュメント「飛翔」移設計画は白紙か 候補地の高架下「上下削らないと移設難しい」

2022年6月22日 19:55
名古屋駅前のモニュメント「飛翔」の解体後の移設計画が白紙となる見通しです。

 JR名古屋駅の東側にあるモニュメント「飛翔」は、リニア開業に向けた駅周辺の整備のため、6月から解体工事が始まっています。

 解体後は、ささしまライブ地区の名古屋高速の高架下へ移設することが検討されていましたが、名古屋市は22日の市議会で、「高架下への移設は難しい」との考えを示しました。

 解体したモニュメントを再構築することは技術的に難しく、さらに高架下に収めるためにはモニュメントの塔頂部と底の部分を削る必要があることから、本来の姿を再現できないということです。

 解体後の「飛翔」の部品は、市が所有する土地で保管され、市は今後、移設するかも含めて検討していくとしています。

これまでに入っているニュース

もっと見る

これまでのニュースを配信中