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授業はすべて英語、ハーバード流の教育メソッド導入 私立の国際高校を開設 愛知県

2022年4月27日 20:15
 愛知県で27年ぶりとなる新しい私立の高校が2022年開校します。授業はすべて英語で行われるということです。
 2022年9月、愛知県日進市に開校する「国際高校」

 名古屋商科大学のキャンパス内に設けられる全寮制の男女共学の高校です。

 愛知県に私立の高校が新設されるのは、27年ぶりです。

 国際高校の最大の特徴は、授業がすべて英語で行われるということ。

 海外から仕事のため来日した家族や、帰国子女などの受け入れを想定しています。

 新設の背景には、この地方ならではの理由がありました。

「愛知県はグローバル企業がたくさんあるが、グローバルな教育や英語での教育を受けさせたいと思っても愛知県に受け皿がない」(愛知県 大村秀章知事)

 企業が高度な技能を持つ海外人材の獲得を目指すなか、すべて英語で高等教育が受けられる学校は少なく、県内のメーカーなど20以上の大手企業から新設を求める声が上がっていたといいます。
 

世界トップの学術機関で実践している教育手法

ハーバード大学でも実践されている教育手法を導入
 さらに、注目を集めているのが、その教育内容です。

「ハーバード流のMBA教育というのが得意とする領域、それを高等学校の教育でも遺憾なく発揮したい」(学校法人栗本学園・栗本博行理事長)

 国際高校が取り入れるのは、ハーバード大学をはじめとした世界トップの学術機関で実践されている教育手法「ケースメソッド」

 あらゆる場面で「自分ならこう行動する」と考える姿勢を学び、国際社会で通用するリーダーシップを目指す教育です。

「愛知県で学んだ生徒達が、世界のとがったリーダーになることを期待」(栗本博行理事長)

 学費は、寮費を含め3年間で1100万円。

 オンラインテストや面接を通過した75人が、国際スタンダードとなっている9月に入学を迎える予定です。
 

中高一貫教育導入へ

愛知県の県立高校も、中高一貫教育導入の動きが
 新たなスタイルの私立高校ができる一方で、愛知県の県立高校では、中高一貫教育を導入する動きも進んでいます。

 高一貫教育の導入が検討されているのは「明和高校」「津島高校」「半田高校」「刈谷高校」の4校です。

 高校入試の枠は残しながら、内部進学が可能な付属中学を設置や6年間通した教育で、生徒の探求心に応える「深い学び」の機会を作る狙いが。

 早ければ3年後の2025年度からで導入されれば公立校としては愛知県内初です。

 この中高一貫教育の導入などについて、4月26日、第一回の検討会が開かれ、県内の小・中・高校の教師や校長、市町村の教育委員会関係者など34人が集まりました。

 参加者からは、導入について。

「特色を打ち出し広く生徒を集めたい」(導入検討校の校長)

「学力上位校だけでなく、中堅校の魅力化が必要」(市町の教育委員会関係者)

「高校主体ではなく義務教育部分を大切に」(小中学校の関係者)

「経済格差や受験の加熱化が心配」(小中学校の関係者)

 事務局は「小・中学や市町村の関係者からは不安の声、高校関係者からは前向きな意見が多かった」と話しています。
 

中高一貫教育のメリット・デメリット(学習塾「日能研」野田幹人代表)

「中高一貫教育」のメリット・デメリット
 中高一貫教育のメリット・デメリットなどについて、中学受験専門の学習塾「日能研」の野田幹人代表に話を聞きました。

 メリットについては、検討中の高校はいずれも「伝統校」のため、早くから伝統校の教育に触れられる。

 デメリットについては、中学受験で入学した子が学力を維持できず、高校受験で入学した生徒と学力差が生まれる心配があるといいます。

 また、現在の検討内容では、各校の付属中学の定員が2クラスと少ないため倍率が高くなるのではないかと見ています。

【中高一貫教育導入 今後のスケジュール】

・5~10月にかけ、4校での導入が可能かどうかなど具体的に検討

・11月、「計画案」を公表&パブリックコメントを実施

・12月、正式に「中高一貫教育導入」決定

・2025年4月の開校に向け、施設の整備、カリキュラムなど決めていく

(4月27日 15:40~放送メ~テレ『アップ!』より)
 

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