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「オンライン保育」始めた幼稚園、画面越しにみんなで合唱 コロナ禍でも「教育を保証したい」

2022年2月18日 19:45
 愛知県では保育施設などで休園が相次ぐ中、新たな取り組みが始まりました。県内のある幼稚園で始めたのが「オンライン保育」です。園には行かずに保育をオンラインで行う、その最前線を取材しました。
 新型コロナの第6波では、学校や保育施設で子どもの感染が広がり、学級閉鎖などが相次いでいます。

 こうした状況を受け、愛知県の教育委員会は、県立学校を学級閉鎖する基準について「クラスで3人以上確認された場合」などに緩和し、期間は5日程度から3日程度に短縮します。

 教育活動の継続や、保護者の負担軽減などを考慮したとしています。
 

オンライン保育の様子

1月に子どもと職員が感染 新たな感染対策に「オンライン保育」を導入
 愛知県豊明市にある「名古屋短期大学付属幼稚園」。取材した18日は休みではありませんが、部屋に子どもたちの姿はなく、先生が何か作業をしていました。

「ピンク色のものを探してきてください!」(先生)

 パソコンの画面に向かって、元気いっぱいに話しかける先生。画面に映っているのは、この幼稚園に通う子どもたちです。

Q.何をされていたんですか?
「Zoomを使って、オンライン保育をしていました」(担任の先生)

 こちらの幼稚園が2月から導入したのが、インターネットのビデオ通話システムを使って子どもたちと触れ合う「オンライン保育」です。

 感染の拡大で今、全国の保育施設では休園が相次いでいます。例えば名古屋市の場合、17日までに76の保育施設が臨時休園していて、約8700人の子どもに影響が出ています。

 この幼稚園でも、1月に子どもと職員の感染が確認され、2週間ほど臨時休園しました。園では、再開するにあたり新たな感染対策を実施しています。

「月曜日から水曜日は通常保育にし、木曜日と金曜日、休みの土日を合わせた4日間を登園しない日、登園自粛をしてもらう日としました」(名古屋短期大学付属幼稚園 小川雄二園長)
「今月末に園の一大行事である『生活発表会』を控えていて、2月はどうしても臨時休園は避けたい、そう考えました」(小川雄二園長)
 

ケーキの折り紙作りをする園児

折り紙でケーキ作り 画面越しに先生から教えてもらいながら
 「オンライン保育」とはどのようなものなのでしょうか。年少のクラスで様子を覗いてみました。

「折り紙を持っているお友達、見せてください」(先生)

 この日は、折り紙で「ケーキ」を作り。映像は、撮影してもらったお家での子どもの様子です。画面から聞こえてくる先生の教えの通りに折り紙を折っていきます。出来上がると、どんな作品なのか1人ずつ発表していきました。

「いちごケーキ!」(子ども)

 ケーキを作り終わった後は、2月が誕生日のお友達に、皆でお歌のプレゼント。他のクラスでも、画面の向こうで子どもたちが合唱を披露しました。

「幼稚園だとマスクを外すことができないので、先生の表情などが分からない分、オンラインだと先生が楽しそうに歌っている姿も見られるし、子どもたちはそこが嬉しいし、お家で思いっきり大きな声を出せて歌えるのが嬉しいみたいです」(担任の先生)

 そして、年長のクラスでは、指定された色のものを家の中から探す「色さがしゲーム」をしていました。
 

オンライン保育の様子

オンラインだからこそ「普段の保育でできないことも含め、教育を保証したい」
 「オンライン保育」の感想を、子どもたちと保護者に聞いてみました。

Q.今日は何をしましたか?
「アルプス一万尺。家で友達と会えるのがいい」(男の子)
「家だと同じ遊びが多くなってしまうので、気分も変わっていいかなと思います」(男の子の保護者)

「皆の顔が映っていて嬉しい」(女の子)
「幼稚園と少しでも同じように楽しく過ごせるよう、工夫されているなと思います。すごく楽しみにしています」(女の子の保護者)

Q.感染対策の面ではどう思いますか?
「安心ですよね。外で友達とも会えるし、感染対策もできるし、いつも通り元気で楽しそうです」(男の子の保護者)

 今後も、園では感染対策と保育の両立を進めていくといいます。

「子どもたちは、やはり置いてきぼりにしてはいけないので、子どもたちが登園できない日は、できるだけ普段の保育でできないことも含めて教育の内容を保証したいと思っています」(小川園長)

(2月18日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

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