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「当店店員の米澤さん作家デビュー!!」 20年前の店頭ポップ、書店店長が明かす直木賞作家のエピソード

2022年1月20日 17:28
 第166回直木賞に選ばれた岐阜県出身の作家、米澤穂信さん。かつてアルバイトをしていた書店でも、喜びの声が上がりました。当時の店長が、作家デビューしたころの思い出を語りました。
 直木賞を受賞した岐阜県出身の米澤穂信さん、43歳です。

 受賞作「黒牢城」は、戦国時代の史実を基にしたミステリー作品で、織田信長に反旗を翻した荒木村重が籠城中に、黒田官兵衛の知恵を借りながら事件に挑んでいきます。
 

直木賞を受賞した岐阜県出身の米澤穂信さん

「小説を書く最も基礎的な姿勢になっているかもしれない」
 記者会見では、生まれ育った飛騨地方の学校で学んだ記憶に触れ、小説家としての原点を語りました。

「自分の生まれ育った場所のことをもっと知りたい、これはいったいどういうことなのだろうと自発的に調べた経験は、もしかしたら小説を書く最も基礎的な姿勢になっているかもしれないと思う」(米澤穂信さん)

 19日午後6時過ぎ、米澤さんがかつてアルバイトをしていた高山市内の書店では、直木賞発表の瞬間を待ちわびていました。

 米澤さんと一緒に働いていたという店員の林崎尚子さんは「本当によかったと思う。みんなが期待していた。おめでとうございますの一言です」と話しました。
 

米澤さんがアルバイトをしていた書店の当時のポップ

20代前半は書店でアルバイト
 一方、米澤さんが20代前半に書店でアルバイトをしていた当時の店長は、その人柄をとても真面目だったと振り返ります。

 「接客も上手くなって笑顔もできるようになり、コツコツやるタイプだったと思う。1番印象に残っているのが雪で、雪かきをすごくやってもらった」(アルバイト先の元店長、西川卓志さん)

 米澤さんがアルバイトをしていた時にデビュー作が発売になり、自らレジを打ち、サインをすることもあったといいます。

 「『当店店員、米澤さんのデビュー作です』とポップを作って売っていたのを覚えている。接客してお金をもらって会計して、そのままサインをしてということもあり、最初はびっくりしたが、珍しい作家だよねと話して笑ったのを覚えている」(西川卓志さん)
 

書店でアルバイトしていた頃の米澤さん

デビュー作の「氷菓」300冊はあっという間に完売
 店長自ら地元タウン誌に売り込み、作家・米澤穂信の初めての取材が実現したといいます。当時仕入れたデビュー作の「氷菓」300冊はあっという間に完売しました。

 その日からおよそ20年。直木賞受賞をうけて、店長は店に米澤さんのコーナーを作りました。

 「少しでもにぎやかにしようと作りました。あるだけかき集めた売り場です。華やかに受賞を祝いたいと思い従業員に作ってもらいました。たまに岐阜に戻ってきて休みながらお仕事頑張ってほしい」(西川卓志さん)

(1月20日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

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