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仕事を持つ親「困った」 保育園で臨時休園が急増、仕事との両立のため「緊急保育」を実施 名古屋

2022年1月18日 16:10
新型コロナ感染者の急増に伴い、名古屋市では子供を預ける保育施設の「休園」が急増しています。一方、その休園した一部の施設では、仕事との両立に悩む保護者のための「緊急保育」を実施されてます。
 18日の午前8時過ぎ。名古屋市中村区の「中村保育園」では、保護者とともに園児たちが元気よく登園する様子が見られました。

 しかし、園長には「ある懸念」がありました。

「いま取材してもらっているが、帰りにはうちが休園になっていることもありうる」(中村保育園 宇都宮美智子園長)

 名古屋市では今、新型コロナの感染拡大に伴い「臨時休園」をする保育施設が増加しています。

 市内に728カ所ある保育施設のうち、7日に今年初めてとなる臨時休園が2カ所の保育施設で決まりました。その後、じわじわと数は増え、17日は一気に12カ所が臨時休園となりました。休園している保育施設は17日時点で42カ所となっています。

 この保育園に子どもを預けている保護者からは、休園になった場合に「仕事との両立をどうするか」について悩む声が聞かれました。

「仕事をしているので急遽休園になると困りますね」(母親)
「仕事も大事なのですごく心配しています。他人事ではないなと思います」(母親)
「在宅勤務になると仕事やりづらいので、休園は避けていただきたいのが本音ですね」(父親)
「自分が(コロナ感染者に)なると、子どもが濃厚接触者になって保育園に迷惑がかかるので、そこが1番心配ですね」(母親)
 

登園時は必ずアルコール消毒

保育園は「休園を防ぐためには保護者の協力も欠かせない」
 保育園では消毒や手洗いを徹底しているほか、任意で2歳の子どもからマスクを着用してもらうなど、感染対策を行ってきました。

 また、保育園は「休園を防ぐためには保護者の協力も欠かせない」と言います。この保育園では約290人の園児がいる中、17日時点で20人以上の園児が休んでいます。これは「体調不良の家族がいる」などの理由で、保護者が自主的に登園を見合わせているためです。

「保護者の方のコロナへの意識が、大分この2年で高くなった。例えば、お父さんが熱あると休んりなど、そういう電話が多いですね。それでうちは(休園を)防げている」(宇都宮美智子園長)

 名古屋市では、園児もしくは職員の陽性が確認され、保健センターの判断で濃厚接触者が1人以上いるとカウントされた際は「陽性者が最後に登園した日から2週間は休園」となっていましたが、18日からは10日間となりました。

 この措置は、国の濃厚接触者の健康観察期間が10日間になったことに伴うものです。

「休園は保護者にとって大変で、10日間にしてくれてよかったと思っています」(宇都宮美智子園長)

 保育園では職員だけでなく、保護者と一体となって感染防止に努めています。
 

名古屋市内の保育施設の休園数(18日・午後3時40分の時点)

名古屋市の休園数、17日時点から「12園」増加
 18日時点での名古屋市の保育施設の休園数は、市内728の保育施設のうち54園が休園となり、17日の42園から12園増えました。
 

「緊急保育」の概要(実施している園の数は18日時点)

休園した保育施設で「緊急保育」 休園した園に通う児童が対象に
 そんな中、名古屋市の休園した保育施設の一部では「緊急保育」が行われています。

 緊急保育とは、長期にわたって仕事を休みにくいといった理由でどうしても児童を保育施設に預けなければいけない保護者向けに、休園した保育施設で臨時の保育を行うことです。

 緊急保育を実施するかについては、以下の3つの観点を踏まえた上で市と園が相談して判断されます。

1.保育をする職員の安全が確保されているか(職員が濃厚接触者になっていないかなど)
2.緊急保育を実施するにあたり保育施設の感染対策が十分か(現在も徹底して行われているが、改めて確認が必要)
3.緊急保育を求める声がどれほどあるのか

 対象は休園した施設に通う児童です。18日時点では、休園している園54カ所のうち8カ所で「緊急保育」が実施されています。

※休園・緊急保育を行っている保育施設の数は、18日・午後3時40分発表時点のものです。

(1月18日15:40~放送メ~テレ『アップ!』より)
 

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