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冬の風呂場は「ヒートショック」に注意 専門家が教える「正しい入浴法」

2021年12月24日 21:00
寒さが厳しくなると、家の中でも対策が必要です。暖かい部屋から寒い風呂場などへ移動した際に体調の変化が起き死亡に繋がる事故が多発していて、冬は注意が必要です。
 24日はクリスマスイヴ。サンタさんと共にやってくるのが、今季最強の「寒波」です。体が冷えてしまうと、温かいお風呂が恋しくなりますよね。でも、注意しなければいけないことが…。

「ヒートショックという言葉で注意が喚起されています」(西大須伊藤内科・血液内科 伊藤達也院長)

 寒い時期に注意が必要なのが「ヒートショック」です。急激な温度の変化によって血圧が上がったり下がったりして、血管や心臓の病気を引き起こすもので死に繋がるケースもあります。

「脱衣所から寒いお風呂場に裸で行かれると温度が下がるので、血圧が急激に上がってしまうんですね。暖かいお風呂に入るとまた急に血圧が下がってしまう」(伊藤達也院長)

 入浴時に使う場所ごとに温度を比べてみると、最大で33度の温度差になることがわかります。

「心筋梗塞だとか脳梗塞、脳出血あるいは不整脈、そういう心臓とか脳血管系の疾患で突然死してしまうリスクが増えてしまう」(伊藤達也院長)
 

入浴中の急病による搬送人数(名古屋消防局発表・2020年)

入浴中に急死した人数は交通事故死の「約7倍」
 名古屋市消防局によると、自宅の風呂場やサウナなどの施設から救急搬送された人数は、冬に急増しています。

 また、厚生労働省の発表によるとヒートショックなどを含め、入浴中に急死した人数は全国で年間1万9000人と推定されていて、これは2020年に交通事故で亡くなった人数の約7倍です。

 ヒートショックについて、街の人は?

「お風呂入る時に脱衣所を暖める」(70代女性)
「何年も前から言われてますよね。温かいシャワーで浴槽をあたためて、それから入るようにしている」(70代夫婦・妻)
「気をつけている。お風呂に入る時は危ない。」(70代夫婦・夫)

 風呂場でのヒートショックを防ぐために必要な対策は何なのでしょうか?

「例えば浴室煖房、ファンヒーターなどで浴室や風呂場を暖めることも大事ですし、それから1番風呂の寒い風呂ではなく、2番風呂や3番風呂のお風呂場が温まっている状態で入浴することが有効と言われています」(伊藤達也院長)
 

「熱すぎない40℃までの湯に肩まで浸かるのがベスト」(東京都市大学 早坂教授)

専門家に聞いた「正しい入浴法」
 ここからは正しい入浴の方法について紹介します。

 Q「入浴する際、41℃以上の熱いお湯につかった方が、からだが温まるか」

 正解は「×」です。

 入浴について研究する東京都市大学の早坂教授によると、熱すぎない40℃までの湯に肩まで浸かるのがベストとのこと。ぬるま湯の方が血流が良くなり、長時間からだが温まるそうです。
 

「額に汗をかきだしたら湯船から出るタイミング」(東京都市大学  早坂教授)

専門家に聞いた「入浴時間」
 続いては入浴時間についてです。

 Q「長く浸かるよりも、10分程度にとどめた方がいい?」

 正解は「〇」です。

 早坂教授によると、長すぎる入浴はのぼせ、つまり熱中症を引き起こすので、40℃のお湯なら10~15分がベストとのことです。

 ちなみに、額に汗をかきだしたら湯船から出るタイミングとのことです。

 正しい入浴法を心掛け、厳しい寒さを安全に乗り越えましょう。

(12月24日 15:40~放送メ~テレ『アップ!』より)
 

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