• メ~テレNEWS LIVE 24
  • 新型コロナウイルス 東海3県の関連ニュースはこちら

金メダル・リコール署名・再選…河村市長のドタバタ1年、自己評価は「自分で言うのもなんだけど」

2021年12月23日 08:07
 今年いろいろな意味で話題になったのが、名古屋市の河村たかし市長です。4月の市長選で再選し、「最後の4期目」という河村市長に「公約の実現」について自己評価を聞きました。
 「感謝の謝の字。自民党から共産党までが全部一緒になって反河村の選挙になったが、市民のおかげ。感謝です」(名古屋市 河村たかし市長 12月20日定例会見)

 今年1年を漢字一字でしめくくった河村市長。謝罪の「謝」の意味を含むかどうかは明言を避けました。

 4月の選挙で、4期目となった河村市政。「庶民革命総仕上げ」として“4期目で最後”と宣言しています。

 ただ、8月には、金メダルをかじって、謝罪。

 9月には、新型コロナに感染してリモートワークを行いました。

 自身が「応援団」として参加した大村知事へのリコール運動では、5月に署名偽造の疑いで事務局長らが逮捕されました。

 “ドタバタ劇”で始まった4期目の河村市政。名古屋市民に、河村市政の「評価」を聞きました。
 

河村たかし市長(4月)

名古屋市の経済支援のポイント還元、結末は
 関心が高かったのは商品券についてです。

「商品券とかあれば、最近キャッシュレス化にもなっているし、消費者側にとっても店側にとってもうれしい」(街の人)
「うれしい、欲しい。もらえるなら」(街の人)

 河村市長が公約に掲げた、新型コロナ対策の経済支援としての「ポイント還元」事業。

 当初「電子マネーで買い物をすると1人2万円を上限に30%のポイント還元」と説明していました。

 しかし、結果的に「紙」と「電子」2種類の1万円の商品券が用意され、お得分は1人1万5000円を上限とし2022年6月に発行する方針です。

 公約と違った形になったことについて河村市長は。

「市長があの時言っていた公約を達成したといえるんでしょうか」(記者)
「なんであんたたちはそういう風に言うんかね。公約どおり」(河村たかし市長)
「当初は年内にもという話だった、時期として遅くないか」(記者)
「それはもっと早くやりたかったけど、担当者はみんな努力している」(河村たかし市長 12月16日 名古屋市役所 メ~テレ取材に)

 新型コロナ対策の一環として進める事業ですが、実施時期の遅れは庁内の調整のためだといいます。

「財源を行政改革で何とかすると言っていたが」(記者)
「できますよ、そりゃ。できんこと言うわけがない。みなさんのありがたい納税者でよ、ラーメン屋のおやじでも、もうからんのに税金をいれてくれとる」(河村市長 12月16日 名古屋市役所 メ~テレ取材)

 名古屋市は11月議会で財源について「市民の積立金である財政調整基金の活用の可能性も含め確保したい」としています。
 

名古屋城

揺れる名古屋城の行方に厳しい声も
 名古屋市民が気になっている公約は、他にも。

「名古屋城はぜひ木造建築で、できるだけ早く造ってください。100%復元が一番美しい。名古屋市民としては早くつくって欲しいと思っていると思います」(街の人)

 名古屋城天守は、耐震性が低いため3年前から閉館していて、貴重な観光資源にもかかわらず入場できない状態です。

 天守はかつて空襲で焼けたため、コンクリートで再建。石垣は組み替えを重ねながら保存されてきました。

 当初、河村市長は公約で東京オリンピックまでに名古屋城天守の木造復元を完成させると意気込んでいましたが、エレベーターの設置問題や石垣調査をめぐって議論が紛糾。現時点で完成時期のめどは立っていません。

 市議会の主要会派からは、厳しい声が。

「2020年には本当はすでにできているというもの。ご自身のこだわりである木造・木造・木造、当時の史実通りに造ることにとらわれていて今があると思う」(名古屋民主 鵜飼春美団長 12月13日 メ~テレ取材に)

「鉄筋であろうと、木造であろうと、名古屋城を見たいという人たちが、名古屋を訪れていただく意味では大切な財産。河村市長の政策を実現していくための実務能力に原因があって、名古屋は大変な損害を受けている。実務能力は0点」(自民党 藤田和秀団長 12月14日 メ~テレ取材に)

 こうした指摘に対し、市長は。

「東京オリンピックの2020年に合わせる話は」(記者)
「文化庁は丁寧なうえにも丁寧にやらせてくれと言って、石垣の保存方法をめぐって色々と議論がある。専門家のみなさんと合意を得たうえで進めましょうということ」(河村たかし市長)
「10年以内に完成する?」(記者)
「そんなかかりませんよ、造るほうは。数年くらいちょっと待っとってちょーよと。とにかくわしらが生きとるうちにやってちょーよ、と言って。木造の天守にあがらせてくれと。そこから名古屋の街をみさせてくれと、みんな言っている」(河村たかし市長 12月16日 名古屋市役所 メ~テレ取材に)

 木造復元の遅れについては、“文化庁”の判断だと主張しました。
 

メ~テレのインタビューを受ける河村たかし市長(12月)

河村市長「公約は守ってきた」
 市長に訴えたいことは、まだまだあります。

「いろいろあったじゃないですか、金メダルかじったとか。庶民はやらないですよ、人のものをかじるなんて。庶民感覚って何かはき違えてないですか」(街の人)
「公約と同じくらい市民のことを大事にしていきましょう。自分の掲げた公約を達成できたとしても、市民の不満が残っては意味がないので市民を大事にしたうえで公約を実現できたらよい」(街の人)

 名古屋市民の声を聞いた、市長は。

「公約いうて、河村さんほど守っているひとおらんのじゃないですか。給料800万円でやっとるんですよ、大変なことじゃないのこれ。自分でいうのもなんだけど。できませんよ、なかなか」(河村たかし市長 12月16日 名古屋市役所 メ~テレ取材に)

 河村市長はこれまで、公約を守ってきたと強調しました。

 最後の4期目、いよいよ正念場を迎えようとしています。
 

これまでに入っているニュース

もっと見る