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オミクロン株は重症化しない? 海外で相次ぐ発表、WHOは「判断は時期尚早」

2021年12月8日 13:30
 国内3例目の感染も確認された新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株。感染力が高いとされていますが、一方で海外では「軽症者や無症状者が多い」という発表も相次いでいます。

欧米や南アフリカの発表内容

 感染力が変異前より強く、ワクチンの効果が弱まる恐れがあるとされるオミクロン株。

 世界中が警戒を強めていますが、一方で欧州疾病管理センターは6日、「すべて無症状か軽症で、死亡例もない」と発表しました。

 ヨーロッパとその周辺では、18カ国で212例のオミクロン株感染が確認されていますが、把握できている範囲では、死者や重症者はいないということです。

 アメリカの新型コロナ対策の責任者も5日、次のように話しています。

 「オミクロン株は現時点では重症度はそれほど高くないように見える」(ファウチ首席医療顧問)

 アメリカでは少なくとも16の州でオミクロン株が確認されていますが、いずれも重症化していないということです。

 最初にオミクロン株が確認された南アフリカでも、「無症状者が多く、今月2日に入院していた患者の約70%(42人のうち29人)は酸素吸入器を必要としなかった」と発表がありました。

 南アフリカの医学研究評議会は、こうした状況を「以前の感染の波では見られなかった光景だ」としています。
 

WHOなどの見解

 これまでに死亡例の報告はなく、軽症や無症状が多いように見えるオミクロン株ですが、WHO(世界保健機関)は「重症化するかしないか判断するのは時期尚早」としていて、今後も検証に当たるとしています。

 また、アメリカ・ヨーロッパの機関などもそれぞれ「症例が少なく、さらに研究を進める必要がある」としていて、「重症化しないと判明するまでは十分に気を付けなければならない」と呼びかけています。

 

藤田医科大学病院の岩田充永副院長の見解

 海外で重症化しないという見方があると、ワクチンの効果が出ているのではと思ってしまいますが…。

 オミクロン株へのワクチンの効果について、藤田医科大学病院の岩田充永副院長は「オミクロン株による症例が少ないことがワクチンの効果によるものなのかどうかは、まだコメントできないというのが世界中の医療者たちの状況」としています。

 一方で「集団免疫力があがるほどオミクロン株による被害は抑えられるというのは世界中の科学者たちの一致した見解」とも話し、今後の状況を注視する必要があるとの見方を示しました。
(12月7日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

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