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コロナで中止の三重国体・延期も断念、マスコットなど約3400万円の備品の行先に模索

2021年9月24日 14:43
新型コロナの影響で年度内の開催中止が決まった、三重県の国体。模索していた6年後の延期開催も正式に見送りとなりました。大会に向けて準備をしてきた大量の備品などはどうすればいいのか。関係者が知恵を絞っています。
 三重県内の競技団体や市・町の関係者などが参加する実行委員会の総会が、24日の午後1時から開かれました。総会では、中止が決まっていた国民体育大会と障害者スポーツ大会について、6年後の延期開催も断念する方針が示されました。

「限られた時間の中で、6年後に確実にできると判断するのは非常に困難でございました。私としても県においても、不本意で苦渋の決断でした」(三重県 一見勝之知事)

 延期開催を断念することになった主な理由は、追加の費用負担です。

 延期した場合、少なくとも120億円ほどが見込まれるといいます。

 総会で示された方針により、延期開催の断念が事実上決定したことになります。
 

山積みになったグッズや事務用品などの備品

大会マスコットなど行き場に困った“3400万円”ほどの備品
 一方で、開催中止を受けて「行き場に困ってしまった」ものがあります。

「既に購入してしまった消耗品や備品になります」(津市国体・障害者スポーツ大会推進局 今井博之さん)

 山積みの段ボール箱。津市の実行委員が、大会用に購入した物品です。

 大会マスコットの人形に、メモ帳やボールペンといった事務用品が置かれています。

「コロナ禍での国体ということだったので感染症対策に必要なアルコール除菌スプレー、ジェルであったりが保管してあります」(今井博之さん)

 感染対策グッズも数多く準備されていました。

「先ほどのものすべて含めると約3400万円程度。発注したものは活用せざる得ない」(今井博之さん)
 

小学校に設置された足踏み式の消毒液

「文房具」「PRグッズ」宙に浮いた備品の活用先を模索
 開催中止を受け、実行委員会では宙に浮いた物品の活用先を模索してきました。

「文房具、ボールペンや用紙については庁内でも使えるので庁内で活用します」(今井博之さん)

 競技用品については競技団体など配布していく予定だということです。

「人形などのPRグッズは選手や監督、関係者にお礼として渡すという活用方法を検討しているところです」(今井博之さん)

 そして、大量の感染対策グッズの行方は…。

 消毒液や体温計などは市内の小中学校や幼稚園、保育園などに配られました。津市内の小学校では、手を触れずに消毒ができる足踏み式の消毒液を下駄箱のすぐ近くに設置しました。

「珍しい。学校ではなかなか見ないので面白い」(小学6年生)

「感染対策をしっかりして、コロナに感染しないようにしたい」(小学6年生)

「ありがたいです。いくらあっても、消毒するにこしたことはないので。子供たちが安心して学校生活を送るためにもありがたい」(津市立養正小学校 嶋田浩・校長)

 しかし、中にはいまだ使い道が未定のものも…。大会では、三重短期大学の学生が考案した弁当を選手らに提供する予定でした。これは、その弁当の容器。デザインが国体仕様のため、使い道が悩ましいところです。

「どうするかはまだ考えていないのが正直なところ。せっかく時間をかけて準備したので、できる限り無駄にしないように考えていかなければならない」(津市国体・障害者スポーツ大会推進局 競技運営課 奥村正弘さん)

 披露する場がなくなった、弁当のメニューについては10月、市の職員限定で販売されるということです。

(9月24日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

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