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「危険な交差点ランキング」愛知県内ワーストの交差点を検証 車・歩行者ともに事故が起こりやすい原因が

2021年9月23日 15:06
 日本損害保険協会が「危険な交差点ランキング」をが発表しました。愛知県版では下位を名古屋市内5つの交差点が占めました。ワーストの交差点はどんな部分が危ないのか、現場に行って調べてみました。
 愛知県警によりますと、2021年の県内の交通死亡事故件数は74件。このうち約6割が、交差点付近での事故です。

 15日にも愛知県長久手市の交差点で車4台が絡む事故があり、1人が死亡、2人がけがをしました。交差点での事故は後を絶ちません。

 日本損害保険協会は先日、事故が多発した危険な交差点のランキングを発表しました。

 愛知県版では下位の5カ所を名古屋市内の交差点が独占しました。
 

愛知県内ワーストとなった「千早北交差点」の構造図(名古屋市中区)

県内ワーストの危険な交差点「五差路で複雑 右折時に歩行者への注意がおろそかに」
 5カ所の事故件数に大きな差はないものの「ひときわ危険」と損保協会が注意を呼び掛けているのが、ワーストとなった中区の『千早北交差点』です。

「五差路という特徴があります。それだけでも構造が複雑なんですが、上には名古屋高速が走っていまして、交差点自体が広くなっています」(日本損害保険協会 中部支部 三村雅彦事務局長)

 千早北交差点は、5つの道路が入り組んだ交差点です。そのため右折待ちの車が多く連なります。

「右折する車が交通量が多いのですぐにたまってしまいます。右折するときに車線が広いので、車には注意するんですが、その先にある歩行者や自転車への注意がおろそかになってしまって、事故に巻き込んでしまう傾向があります」(三村雅彦事務局長)
 

「千早交差点」歩行者の視点で見ると…

広くて長い…「1回で渡り切ろう」と歩行者も安全確認おろそかに
 歩行者にとっても注意が必要です。

「この交差点は広くて長いので、歩行者にしてみると1回で渡り切りたいとなり、みんな急いで渡ろうとします。そうすると車への安全確認がおろそかになって、車の事故に巻き込まれてしまうという傾向があります」(三村雅彦事務局長)

 無理に一気に渡ろうとせず、信号が点滅したら次の信号を待ちましょう。
 

「本山交差点」(千種区)に設置された右折分離信号

左折車に比べ4倍も多い「右折車と歩行者の事故」 専用の信号表示で対策
 もう1つのワーストとなった千種区の『本山交差点』では、「右折車両専用の信号表示」で対策が進められていました。

 警察が重点を置いたのが「右折する車」と「歩行者」の事故対策です。

 車が右折するタイミングと歩行者が横断歩道を渡るタイミングが重ならないようにする信号を、2021年2月に設置しました。

 歩行者と右折車の事故は、左折車との事故と比べ、約4倍も多いといわれていて、警察は危険な交差点にこうした信号の設置を順次進めています。

「ドライバーも歩行者も道路を利用する皆さんが周囲の状況を見ることが重要です」(愛知県警交通総務課 渡辺教義次長)
 

「魔の時間帯」に注意

視界不良で事故が起きやすい「魔の時間帯」
 また、日没が早くなるこれからの季節は特に注意が必要だといいます。

「夕方の5時から7時の時間帯というのは、人や車の動きが活発になる時間帯です。そういった時間帯に日没が重なり、非常に見えづらいことが事故の多発要因の1つだと考えていますので、そうしたことを念頭に置きながら安全に使用していただくことが大切だと思います」(渡辺教義次長)

 これからの季節は日が短くなるので「魔の時間帯」とよばれる時間に注意です。「魔の時間帯」は午後5時~7時で、仕事や学校が終わるこの時間帯は人・車の動きが活発化します。
 

車からの見やすさを比較

 夕暮れ時は、徐々に周りが見えづらくなる時間帯でもあり、秋~冬にかけては日没が早く、この時間にはすでに外が暗くなっているため、視界不良で事故が起きやすいといいます。

 歩行者は、明るい色の服装を心がけ、反射材を利用するなど対策をしてください。
 

反射材をつけて比較

 反射材は、歩行者自身が注意することはもちろん、道路付近に歩行者がいることをドライバーに認識してもらうことが大事です。

 また、ドライバーは暗くなる前に、早めのヘッドライト点灯を心がけましょう。

(9月23日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

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