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コロナ禍でも地価は上昇・都心の住宅地でマンションの売れ行きが好調 愛知

2021年9月22日 15:33
東海3県の7月1日時点での土地の価格(地価)が発表されました。名古屋市の都心の住宅地では大幅な伸びを見せる一方、観光地では新型コロナウイルスの影響からの立ち直りがいまだ見通せていません。
 愛知県の2020年の地価の平均変動率はマイナスでしたが、2021年はプラスに転じました。

 住宅地でプラス0.2%、商業地でプラス1.0%です。

 今回、名古屋の住宅地で注目を集めたのが、名古屋市中区錦1丁目。

 プラス13.2%と愛知県内ではトップの伸び率でした。

 名古屋・伏見エリアなどの都心でマンションの売れ行きが好調だといいます。
 

都心マンションの売れ行きは好調(名古屋市中区錦2丁目)

「かなり高額帯の住戸も早いペースで完売」
 中区錦2丁目にある高層マンションは、錦地区の再開発事業として、2022年1月の完成を目指して建設中ですが、現在売り出している290部屋の約95%ですでに購入者が決まっているといいます。

「新型コロナ流行の当初は、飲食店の経営者などに影響があったかなと感じていますが、その後順調に販売も回復してきていて、かなり高額帯の住戸も早いペースで完売に至っている状況です」(野村不動産  原秀之さん)

 人気の背景には2020年、新型コロナの流行で購入を控えた人々が感染状況に慣れ、再びマンションを買い始めたことがあります。

「パワーカップル(夫婦共働き・高収入)やDINKs(夫婦共働き・子どもなし)、郊外に元々住んでいてリタイアされた人が、将来も考えて家を売って都心の利便性がいいマンションに居住を移すこともあるし、都心マンションの特徴として、投資家が複数購入することも需要の一つになっています。地下鉄の駅に近い、勤務先に近いところが人気が持続する理由なのではと思います」(不動産鑑定士 小森洋志さん)
 

愛知県飛島村

ネットショッピングの拡大で物流施設の需要などが高まる
 また、愛知県飛島村の地点では、工業地としてプラス14%、全国で4番目の伸び率を記録しました。

 そこには、コロナ禍ならではの理由がありました。

「この1年、コロナによる巣ごもり需要でeコマース市場(ネットショッピング)が拡大しているので、家からネットで注文することが増えているんですね。その影響で工業地の中でも物流施設、特にインターチェンジに近いところの需要が全国的にも高まっています」(不動産鑑定士 小森洋志さん)
 

岐阜県高山市では全国4位の下落率

地価下落の岐阜の商業地、旅館の女将「連休の反動が来なければ…」
 一方、岐阜県では住宅地が1.6%の下落、商業地が1.9%の下落、三重県では住宅地と商業地がいずれも1.6%下落しました。

 岐阜県の商業地で、最も下落率が高かったのは高山市上三之町の地点です。

 マイナス10.9%を記録し、全国4位の下落率でした。

 市内の旅館では、売上は例年の10%ぐらいという状況が続いています。

「2020年は少しの辛抱だと思っていたけど、2年ぐらい経つとどうしていいかわからない状況が続いています」(飛騨高山 お宿 山久 女将 山下良子さん)

 ゴールデンウィークなどの連休で一時的に客が増えることはあるものの、その後に感染が広がり、客足が一気に減るということが繰り返されています。

「連休も多くの人に来ていただいたが、この反動が来なければいいなと願っています」( 山下良子さん)

 この状況を打破するために期待するのは、ワクチン接種が進んで行動制限が緩和されることです。

「ワクチンパスポートとかは良いのではないかなと思います。ただ、接種されていない人もPCRの結果を提示するとかを含めて良い対策だと思います」(山下良子さん)

(9月22日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

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