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広がる妊婦への優先接種 接種した妊婦「赤ちゃんは自分しか守ることはできない」

2021年9月8日 08:00
妊娠中の女性へのワクチンの優先接種が広がっています。接種の現場を取材すると「お腹の赤ちゃんのためにもワクチンを打って安心したい」という、女性たちの声がありました。
 岐阜県各務原市では、6日から、市内の妊婦と、その夫やパートナーを対象にワクチンの優先接種が始まりました。

「全然予約取れなかったのであきらめていました。やっと1回目が打てたので、次の3週間後、また打って一安心できるかなという感じです」(30代妊婦)
「妊婦の事故のニュース見て『やっぱり受けないと』と思って、妊婦枠のほうが速く打てるのを見つけて、申し込みました」(30代妊婦)

 コロナ禍は、お産の現場にも深刻な影響を与えています。三重県四日市市では8月、濃厚接触者となった妊婦が腹痛などを訴えた際、産婦人科での診察を断られ、その後流産しました。

 千葉県柏市では、新型コロナに感染した妊婦が、入院先が決まらないまま自宅で出産。赤ちゃんは死亡しました。
 

接種の順番を待つ妊婦の列

妊娠6カ月で仕事「どこで拾ってもおかしくないと不安だった」
 こうした事態を受け、各地の自治体では、妊婦を優先接種の対象にする動きが広がっています。各務原市も、そのひとつです。

「妊娠の後期に入ったところです。後期だと重症化しやすいとニュースで見ました。副反応はちょっと怖いけど、コロナにかかるよりは良いかなと思います」(20代妊婦)
「妊婦でありながら仕事もする中で、どこで拾ってもおかしくないと不安だったので、本当にありがたい」(20代妊婦)

「妊娠・出産そのこと自体が、平時であっても不安な人生の一大イベントだと思います。今回はコロナ禍での妊娠・出産なので、そのような不安を少しでも解消できればと思います」(各務原市 新型コロナウイルスワクチン接種対策室・小栗安正室長)

 妊婦らへの優先接種は、24日までに約300人を予定しているということです。
 

ワクチン接種後の妊娠の異常に関する海外調査の見解

接種後の異常、副反応に違いは? 海外調査「妊娠していない女性と差はない」
 6日、新たな感染者が1190人と、唯一1000人を超えて全国最多となった愛知県。

 県などが妊婦への優先接種を進める中、名古屋市では7日から、パロマ瑞穂スタジアムの大規模集団接種会場で、妊婦への優先接種の人数を30人増やし、50人としています。

 3日時点で、22日までの優先枠の予約が8割以上埋まったため、枠を増やしたといいます。

「電話したらすぐに予約が取れたので、予約が取れないと聞いていたから、打ちたい人は打った方が安心できるから良いと思います」(接種した妊婦)
「自分も感染しないように、人混みなどは避けて生活してきたので、これでちょっと安心になるのかなと思います」(妊婦の夫)

 一方で、お腹の赤ちゃんへの影響を心配する声も…。

「打つ気は全くなかったですが、妊婦のニュースを見て、赤ちゃんは自分しか守ることはできないかなと、打つことを決めました」「心配はいまもある。産まれたあとの例がないので、不安はあるけど、重症化するよりは良いかなと思っています」(接種した妊婦)

 妊娠中のワクチン接種について、日本産科婦人科学会などは、時期を問わず接種することを推奨しています。

 海外の調査では、流産や早産などの妊娠の異常について、ワクチンを打った場合と打っていない場合で頻度は同じだとの報告があるといいます。接種後の副反応も「妊娠していない女性と差はない」としています。

(9月7日15:40~放送メ~テレ『アップ!』より)
 

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