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2回接種でも感染する「ブレークスルー感染」 ワクチン効果はどこまで?専門家に聞いた

2021年9月2日 17:39
ワクチンを2回接種していても、新型コロナウイルスに感染してしまう「ブレークスルー感染」。なぜ増えてきているのか?ワクチンの効果はどこまであるのか?専門家に聞きました。
そもそも「ブレークスルー感染」とは
 日本ワクチン学会理事を務める、長崎大学大学院の森内浩幸教授によりますと、ワクチンを接種した後でも感染する可能性があり、それを「ブレークスルー感染」と呼びます。

 新型コロナのワクチンは、2回目の接種を受けてから2週間くらいで十分な免疫の獲得が期待されますが、それ以降に感染した場合に「ブレークスルー感染」と言います。
 

イスラエルの事例

デルタ株流行でワクチン先進国イスラエルでも効果は低下
 その「ブレークスルー感染」増えているのは感染の中心が、デルタ株に置き換わっているからです。

 厚生労働省のHPによりますと、ファイザー製やモデルナ製のワクチンは、「従来株のウイルス」に対しては、発病を防ぐ効果が、94~95%あるとされています。

 また、ワクチンの接種が進むイスラエルの例でみてみると、ファイザー製のワクチンは、「従来型のウイルス」に対して、感染そのものを防ぐ効果が、91.5%ありました。

 ただイスラエルの場合、その後、感染の中心が、ほぼ「デルタ株」に置き換わってしまい、ワクチンの感染や発病を防ぐ効果は、64%まで低下してしまったということです。
 

東海3県のデルタ株の陽性率

東海3県でも、90%以上がデルタ株に置き換わり
 東海3県をみてみると、感染者のスクリーニング検査の結果、デルタ株の割合は、いずれも90%を超え、ほぼデルタ株に置き換わっているといえます。

【東海3県のデルタ株の陽性率】

 愛知県:92.4% (8/23~8/29)

 岐阜県:91.1% (8/16~8/22)

 三重県:95.3% (8/16~8/22)
   
 

ワクチン接種により重症化や死亡のリスク低減

ワクチン接種によりデルタ株であっても重症化防ぐ効果
 森内教授によりますと、イスラエルではデルタ株に置き換わって、感染リスクは64%まで低下しましたが、一方で入院を必要としない症状は、93%と高いレベルを維持していることから、ブレークスルー感染であっても、ワクチン接種によって、重症化を防ぐ効果は高いレベルで維持されるということです。

 また、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によりますと、「ワクチン接種を済ませた人が、新型コロナウイルスのブレークスルー感染のために亡くなる恐れは0.001%未満」にとどまっているということです。

(9月2日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

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