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「書道パフォーマンス甲子園」に青春かけた高校3年生 「夢の舞台で最高の6分間を」

2021年7月27日 08:05
ダイナミックなパフォーマンスで競う「書道パフォーマンス甲子園」。全国100校以上の高校が頂点を目指す憧れの舞台に出場した、愛知の高校に密着しました。
 巨大な筆がまるで踊っているかのような動きを見せると力強い文字が、真っ白な紙を埋めていく書道のパフォーマンス。

 作品の出来栄えだけでなく、書き上げるまでの一連の振り付けも審査の対象となる「書道パフォーマンス甲子園」は、全国100校以上の高校がその頂点を目指す舞台です。

 名古屋市東区にある愛知商業高校。県内屈指の強豪校で今年4年ぶりに全国大会への出場を決めました。

 中でもひときわ熱い思いの部員が…

「書道パフォーマンス甲子園に出たい気持ちと、書道に高校3年間の青春をかけて頑張りたいと思ったので、ただそれだけを考えて頑張ってきました」(愛知商業高校3年 立藤愛唯さん)

 

練習に励む書道部員

去年は新型コロナで大会が中止 並々ならぬ思いで挑む唯一の3年生
 書道部で唯一の3年生、立藤愛唯さん。小学生のころから書道を続けてきましたが、中学3年生の時に見た書道パフォーマンスの映像に魅了され、同じ舞台に立つことを目標にしてきました。

 しかし、2020年は新型コロナの影響で大会が中止に。3年生となった今年は、並々ならぬ意気込みで臨んできました。後輩への指導にも力が入ります。

「パッと見たときに、こっちに歪んでいるように見えちゃうから。いつも書けていたから思い出して」(立藤愛唯さん)

「ありがとうございます」(後輩部員)

 書道部を3度目の全国大会に導いた顧問の吉田先生は…

「(立藤さんは)私の前では弱い部分は見せない。他の先輩や先生から聞くと苦しんでいるんだなというのは分かっていましたけど、それを上手く乗り越えてくれて今ここに立つことができているかなと」(書道部顧問 吉田翠先生)
 

体幹トレーニングする書道部員

音楽に合わせての6分間 体幹やイメージトレーニングは欠かせない
 与えられたパフォーマンスの時間は6分間。音楽に合わせた、1人1人の動きも重要な要素となるため、体幹トレーニングも欠かすことができません。

 全国大会が近づくにつれ、部員たちの練習もさらに熱が入ります。

 練習を終えて帰宅した3年生の立藤さん。リビングでも練習の様子を撮影した動画を確認するなど、念入りなチェックを続けます。

「頑張り屋さんですね、とっても。真剣にメモとるなど自らやっていたり。夢だった書道パフォーマンス甲子園に出られて全力で頑張ってほしいと思っています」(立藤さんの母 智子さん)
 

演舞練習をする書道部員

「去年出られなかった先輩たちの分も」
 全国大会前、最後の練習となった7月22日。

「自分はできるんだというのと、自分を見てくれという気持ちを持って当日を迎えられるようにしましょう。緊張はもちろんありますが、すごく楽しみです」(書道部の部長  赤川琴音さん 2年生)

 全員が気持ちをひとつにして、筆を走らせていきます

「去年大会に出られなかった先輩方にも、自分たちの分も頑張ってきてねという声を頂いたので、先輩方の分もしっかりパフォーマンスに込めて全力で頑張りたいと思います」(立藤愛唯さん)
 

愛知商業高校 立藤愛唯さん

大会で書いた字は、暗い世が明るくなる「慶雲昌光」
 迎えた25日。愛媛県で行われた、全国大会。

 書いた文字は、暗い世の中が明るくなるようにという意味を持つ「慶雲昌光」。

 ひと筆ひと筆に思いを込めました。

 結果は惜しくも9位でしたが、全員が一つになれた瞬間でした。

「夢の舞台で最高の6分間の演技をすることができました。人とのつながりがあってできるんだなと実感して、人として成長できたのかなと3年間通して思いました」(立藤愛唯さん)

(7月26日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

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