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交通死亡事故が過去最低の愛知 「事故を減らす」あの手この手の取り組み 愛知県警

2021年7月21日 08:00
 今年上半期の愛知県の交通事故死者数が、統計を始めて以来最も少なかったことがわかりました。交通事故死が減った理由のひとつには、愛知県警のあの手この手の取り組みがありました。
 愛知県の今年上半期の交通事故による死者は51人。前年の同じ時期と比べ25人少なく、月別の統計を始めた1952年以降、最も少ない数字となりました。

 その背景には、新型コロナの外出自粛が続き、人身事故が減っていることがあるとみられますが、県警の交通事故防止の様々な取り組みもありました。
 

白バイ隊の拠点を増設

「白バイ隊」の拠点を増設
 愛知県にはこれまで白バイ隊の拠点は、名古屋の北区など4か所にしか拠点がありませんでした。

 2020年末からこの春にかけて空白地帯だった、西尾張地区の江南市や、交通の要所、豊田市などに新たに白バイ隊の拠点を増設しました。

 「悪質違反者に対しては、逃げ得は許さないという強い姿勢で取締を展開することができますし、小さな子どもさんが「あ、白バイだ」と親しみをもって接してくれることも、将来、交通安全に深い理解を示してくれるようにもなると思います」(交通総務課・渡辺教義次長)
 

交通渋滞が起きにくい右折分離信号とは

右折車は左折車の4倍の確立で人身事故
 名古屋・千種区の本山交差点には「右折車分離信号」と呼ばれる信号機が設置されています。

 愛知県警の調べでは、右折車は左折車に比べて、人身事故を起こす確率が4倍となっています。

 右折分離信号では、信号は赤でまず左折と直進の矢印が出ます。
 
 歩行者信号は青なので、歩行者も横断できます。

 その後、信号が赤で、右折の信号が出るものです。

 歩行者と車の動きを完全に分離する「歩車分離信号」よりも交通渋滞が起きにくいというメリットがあります。

 愛知県警では、去年からこの春にかけて、11機の右折分離信号を設置し、今後も増やしていく方針です。
 

ロケーションアナライザーの画面

事故分析に「ロケーションアナライザー」
 愛知県警が、事故分析のために、この春新しいシステムを導入しました。

 その名は「ロケーションアナライザー」何ができるようになったのでしょうか?

 「この赤くなっているところをクリックすると、この一か月間でこの道路を23万6984人の方が車で通行したとわかる」(交通総務課・宗末潔課長補佐)

 クリック1つで、道路ごとの通行量が一目瞭然です。さらにこんなことまで…

 「60代と70以上の年代に絞って検索。そうすると高齢ドライバーがどこを通行しているのかというのがわかる。より効果的に事故を抑止できるのではないかと」(交通総務課・宗末潔課長補佐)

 いつ、どこを、どんな人が、どれくらい通っていたのかがわかり、より具体的に的を絞って対策をとることが可能になるそうです。

 あの手この手で事故防止を目指す愛知県警。全国ワーストから脱却し、すでにその先の未来を見据えています。

 「少なければいいというわけではないので、1件でも命が失われる事故はあってはならないので、何らかの形で対策を講じて事故を抑止していく必要がある」(交通総務課・渡辺次長)

 (7月20日 15時40分~放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

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