職域接種、各企業どうする? トヨタは“取引先”も対象 銀行は「接客多い職員から」

2021年6月15日 18:06
 ワクチンの接種を加速化させるため行われる“職域接種”。8日から申請の受付が始まり、様々な企業が参加を決める中、東海地方でも動きがありました。
 「中京銀行では本店にある研修などに使われる会議室でワクチンの接種をする予定です」(記者)

 名古屋に本店を置く中京銀行は、10日に職域接種を政府に申し込みました。

 「銀行というのは地域のインフラ。お客様や銀行員の安心安全を守りながらコロナ禍で苦労しているお客様をサポートしていく中で、早期に職域接種の申請を行うことは必要であると判断した」(中京銀行 真能一彰人事部長)

 接種の会場となる会議室は十分な広さがあり、接種する人のプライバシーも配慮して実施していくということです。
 
 「職域接種を検討する中で、接種後の対応スペースの確保に苦労した。接種場所と合わせて待機・休憩場所の確保が必要になる」(真能人事部長)

 接種の対象は、パートを含む全従業員と関連会社の職員約1600人で、特に客との接点が多い職員には早い時期に接種することを勧めるとしています。また、職員の家族への接種も検討されています。

 接種は7月上旬からの開始を予定していて、ふだん産業医が会社に訪れる火曜に加え、土曜も接種を行う考えです。

 「土曜に従業員がワクチン接種をすると翌日が休みなので接種が受けやすい。安心してお客様と接することができるそれが営業の中では大事なのでそこに尽きると思う」(真能人事部長)
 

東海地方の企業の職域接種の予定

企業での「職域接種」の予定は?
 今月21日から、職場や大学などで「職域接種」が始まります。この地方の企業の対応を、日付に分けて見ていきます。

■6月21日(月) 職域接種の開始予定

・JR東海
 運行を司る指令、接客に従事する乗務員や駅係員など約8000人を対象

・名鉄グループ
 対象は、鉄道運行従業員、グループのバスとタクシーなど公共交通運行従業員で約1万8000人。名古屋市内の会議室などで1日あたり300人を想定

・近鉄グループ
 グループの従業員約1万7000人を対象。まずは、乗務員や駅員など約8000人の従業員から接種を開始

・東邦ガス
 ガスの製造と供給に関わる社員から行う予定

・トヨタ自動車
 接種する人数を増やしていき、最終的には8万人規模。豊田市に拠点を置き、自社で接種が困難な取引先も含む
 
金融機関は7月上旬から
■6月30日(水) 職域接種の開始予定

・「中部電力グループ」
 対象は、電力の安定供給に携わる従業員など約1万5000人

■7月上旬から職域接種の開始予定

・三菱UFJ銀行、十六銀行、中京銀行

■7月17日(土) 職域接種の開始予定

・バローホールディングス

 食材の物流を止めないため、物流センターで働く人から接種を行い、店舗で働く従業員にも拡大していく。
 

国への申請を終えた大学

大学の職域接種の予定は?
■国への申請を終えた大学

 三重大学・朝日大学・東海学院大短大

・三重大学の担当者
 「大学が大規模集団接種会場の対象になっている。並行して進められるようシミュレーションしている。7月からの接種を目指す」
 

申請に向けて調整中の大学

「職域接種」申請に向けて調整中の大学
■申請に向けて調整中の大学

 名古屋大学・愛知県立大学・名古屋市立大学、中京大学・愛知学院大学・豊橋技術科学大・岐阜大学・岐阜女子大学

・愛知県立大学の担当者
「安全な形で通常授業に戻り、学生生活を取り戻してあげたい」
 

検討中の大学

「職域接種」を検討中の大学
■検討中の大学

名古屋工業大学・南山大学・中部大学・皇學館大学

・南山大学の担当者
「医学部がなく打ち手となる医師の確保など態勢面で問題がある」

(6月15日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

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