休業命令の過料30万円「社員が一人増えたと思えばいい」 自粛要請に応じない店と客の声

2021年6月14日 19:32
 緊急事態宣言が20日にも解除される見込みの愛知県ですが、県は要請に応じず酒を提供するなどしていた店舗に休業命令を出し、応じない場合は、過料を科すとしています。
 緊急事態宣言の対象となってから、1カ月。11日夜、名古屋の繁華街栄は、出歩く人の姿が多く見られました。

 街にいる人たちが向かう先は…

「お客が外で待っています。満席なんでしょうか」(記者)

 午後8時を過ぎても営業し、さらには酒も提供しているお店です。

「 酒は飲んだかもしれんね」(お客)

 男性2人が行っていた店は、表向きは酒を出していないということです。

 「表向きは営業していない店だけど飲ませていただいた。本当はダメなのかもしれないですけど、ご厚意。」(お客)

 県外から来た2人は、名古屋市内でのイベントに参加した後、食事をする場所を探していました。

 「対策されている店に行けば大丈夫なのかなという気持ちです。完全個室を頑張って探しています」(静岡県からきた2人)
 

愛知県内の飲食店30店舗に休業命令

「過料を払ってでもやる方針だ」
 ソフトバンクの子会社「アグープ」によりますと、11日の栄の人出は前の週に比べ15%、1カ月前と比べると23%も上昇しています。

 一方、要請に応じず、通常営業を続ける店からはこんな声が…。

 「営業しないとやっていけない。こちらも生活がある。過料を払ってでもやりましょうという方針だ」(A店)

 「他が開いていないうちに開けちゃえというのはあると思う。過料の30万円は社員が一人増えたと思えばいい」(B店)

 「開けたのは経営陣の判断。経営陣も客も限界だったのでは」(C店)

 先週、愛知県は、午後8時以降も営業して酒を提供していた県内の飲食店30店舗に休業命令の文書を郵送しました。それでも命令に応じない場合は、最大30万円の過料を科すよう裁判所に通知します。

 店も客も度重なる自粛要請に、すでにただ従うという気持ちにはなりづらくなっています。行政には、引き続き、難しいかじ取りが求められます。

(6月14日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

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