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当選の河村氏「ひれ伏すわけにはいかん」 高須院長・大村知事は辛辣コメント 名古屋市長選

2021年4月26日 18:44
 25日に行われた名古屋市長選挙。逆風の中で河村たかしさんが接戦を制し4期目の当選です。圧倒的な強さから「選挙モンスター」といわれる河村さんですが、これまでのようにはいきませんでした。有権者は、そして本人はどのように受け止めたのでしょうか。
 バケツの水をかぶる恒例のパフォーマンスは、市長選としては5回目。39万票余りを獲得し、4期目の当選を果たしました。

「日本でただ一つ、日本で一番税金が安く、一番福祉の充実した街、名古屋」(河村たかしさん)

 4期目を務めるのは、名古屋市政史上初。市長選から一夜明けた26日、当選証書を受け取った河村さんは…。

「しっかりやりますわ」(河村たかしさん)

 河村さんの当選に、名古屋市民は…

「方言が親しみやすいですし、名古屋市民のことを思ってくれていると感じます。今までの実績を評価しています」(50代男性)

「市長歴が長いですし、ここで目先は変えてほしいなと。知事と仲が悪いので、県と市は歩調を合わせていほしい」(60代男性)

「コロナが広がる中、結果が出ていないという状況で、新しい風を入れたいと考える人が多くなったため、競ったと思います。それが結果に出ているので、危機感をもって未来に向けて準備してほしいです」(40代男性)
 

市長選の得票数

 今回の市長選の得票数を見てみると、河村さんは39万8956票。元市議会議長の横井利明さんは35万711票。その差は4万8千票ほど。

 かつての河村さんは、ダブルスコアは当たり前。抜群の知名度を武器に“選挙モンスター”と言われました。

 しかし、今回の選挙戦は、強い逆風が吹き荒れました。

 その大きな要因となったのが“リコール問題”です。当選後、本人もこう分析しました。

「リコール署名というより、偽造署名ですね。リコール署名は正しい活動だった。偽造署名が投票に影響したのは51%。朝日新聞デジタルによると、票差にはっきり出とるんじゃないかと。真相解明を徹底的にやり、道義的責任を果たさせていただきたい」(河村たかしさん)

 「選挙モンスター」にあと4万8千票のところまで迫った、元市議会議員の横井利明さん。

「“リコール問題”に登場する中心的なプレイヤーが、ほとんど河村市長とつながっている。これは愛知県、名古屋市民の心を傷つけました。河村さんに求められているのは、まさに説明責任だ」(横井利明さん)

 横井さんには、自民、立憲、公明、国民が推薦を出し、共産と社民が自主支援を表明しました。強力な「河村包囲網」を敷いたようにみえた横井さんでしたが…

「出来る限り多くの方々にお会いすると、それで訴えるということしかないです」(横井利明さん)

 8期、市議会議員を務め「政策通」として知られた横井さん。しかし、地元の南区と違って、名古屋市全域の知名度アップの作戦を展開しましたが広く市民に名前を知られるまでには至りませんでした。

「私自身の力不足と知名度が至らなかったことで届かなかった。河村さんの知名度と人気の高さがはるかに勝っていた」(横井利明さん)
 

市長給与について

お金をめぐっても応酬
 今回の選挙戦、お金をめぐる公約をめぐっても河村さんと横井さんで応酬が繰り広げられました。

 市長給与800万円の河村さんに対し、横井さんは、544万円にすると掲げました。

 注目された“リコール問題”については

「わしも情けない。まぁいかんかったあれは。署名運動やって申し訳ないと思うが、『しっかりやります』と、『河村も応援して』ということです」(河村たかしさん)

 選挙序盤こそ触れなかったものの選挙期間中の報道を受け、演説で扱うようになりました。

 

河村たかしさん

大村知事と高須院長は…
 当選後、メ~テレの番組に出演した河村さんは、4期目の抱負を語りました。

「一人の子も死なせない名古屋というのを実現したい。子供さんに対する過剰なプレッシャーをなしにして、子供さんにとって学校が非常に楽しいものになると、子供の好きな人生を大人が応援するのをやっていきたい」(河村たかしさん)

 河村さんの当選を受け、愛知県の大村知事は―

「選挙は選挙。民主主義の国なので、率直に受け止めていく。コロナ対策には河村さんは関わっていないので、これまで通りしっかりやっていく。河村さんがいてもいなくても一緒」

 河村さんは、県と市の連携については…

「名古屋市は愛知県の部下じゃないですから。少なくとも対等ですから。まあ、ちょっと考えてもらわないと、いくら何でも、愛知県にひれ伏すわけにはいかんですよ、土下座して」(河村たかしさん)

 また、河村さんと“リコール運動”をともに行った高須克弥さんはメ~テレの取材に…

「応援していたので、勝たれて嬉しいと思います。もうこれで義理をはたしましたので関係を断ちます、友達で言うと絶交ですね。河村市長から『リコールやろうと思うけど手伝ってくれんかね』って言うから手伝いますよと言って。いつのまにやら高須さんが『わしは止めてるのにリコール活動を始めたので、わしゃしらんがね』と。そりゃないでしょうと」(高須克弥 院長)

 26日、河村さんは名東区の一社駅の前で街頭演説をしました。

「また使命が課せられたということで、しっかりやらせていただこうと思います」(河村たかしさん)

 名古屋市政史上初の4期目となる河村たかしさん。新型コロナ対策や“リコール問題”への対応が求められる中で、今後のかじ取りが注目されます。
 

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