歓迎されない不安、コロナ禍の聖火リレーを終えて 義足パラ選手「たくさんの人が応援。頑張るぞと」

2021年4月8日 15:30
 オリンピックの聖火リレーは、三重県内を走っています。7日には、吉田沙保里さんらレジェンドたちが参加した中、特別な思いで聖火をつないだ現役のアスリートがいました。

東京パラリンピック代表内定・前川楓選手

「聖火リレーを全員が喜んでいるわけではないと思う」
 東京パラリンピックの日本代表に内定している義足のジャンパー、前川楓選手(23)。
 
 前川選手は、2016年のリオパラリンピックで初出場ながら走幅跳4位。メダルまであと一歩のところまで迫りました。

 先月、コロナ禍での聖火リレーに複雑な心境を明かしていました。

 「聖火リレーを全員が喜んでいるわけではないと思うので、そこに対しても不安はありますし、そういうのも踏まえて私は走ることを選んだので…」(前川楓さん)
 

(7日 三重県津市内)

「すごく楽しかった」
 不安と覚悟をもってスタート地点に着いた前川選手。

 聖火が到着するまでの間、沿道からのリクエストに笑顔で応えます。

 無事に聖火リレーを終えた前川さん。

 「すごく楽しかったし、三重県のパワーをもらえた」(前川楓さん)
 

東京パラリンピック代表内定・前川楓選手

沿道からの反応に「応援されていることが分かった」
 「頑張っているんだなって メダルを期待しています」
 「義足は大変だと思うけど みんなに希望を持たせるような走っていたのでいいなと思った」(沿道で応援した人)

 聖火をつないだ経験は、前川選手にパラリンピックへの思いをさらに強くさせました。

 「気持ちも落ち込んだ時期もあったんですけど、たくさんの人に応援されているってわかって、東京パラリンピック頑張るぞとすごく気持ちが入りました」(前川楓さん)
 

(7日午後7時過ぎ 伊勢神宮)

最終地点は伊勢神宮
 7日の最終地点は、伊勢市の伊勢神宮です。

 午後7時過ぎ。ランナーはおかげ横丁へ。地元のボランティアスタッフが設置した灯りがともる中、ランナーが駆け抜けました。
 

これまでに入っているニュース

もっと見る