ノーベル物理学賞の赤崎勇さん死去 青色発光ダイオード開発 ともに受賞の天野教授「心の整理がつかない」

2021年4月2日 17:32
 2014年にノーベル物理学賞を受賞した、名城大学の赤崎勇終身教授が、1日午前、肺炎のため、名古屋市内の病院で亡くなりました。92歳でした。

赤崎勇さん(2014年10月 名古屋大学)

 赤崎さんが終身教授を務める名城大学によりますと、1日午前、名古屋市内の病院で肺炎のため、亡くなったということです。

 92歳でした。赤崎さんは、1929年に鹿児島県で生まれ、名古屋大学の教授などを経て、1989年にLED照明や信号機などに使われる青色発光ダイオードを世界で初めて開発。

 その功績が認められると、2011年に文化勲章を、2014年には、名古屋大学大学院の天野浩教授とともに、2014年にノーベル物理学賞を受賞しました。

 天野教授は、赤崎さんの訃報に際し、「いままでで、居られるのが当たり前だったのでずっと安心して今の研究に打ち込むことができたのですが、その赤崎先生が他界されたという事実は、自分の中でこれから研究にどう向き合えばよいのか、心の整理がついておりません。今の私があるのはすべて先生のおかげです。研究はもちろんですが、研究者として或いは人間としてあるべき姿を様々な場面で教えていただきました。私が先生にご指導いただいたのは、学部4年生のときからですから、かれこれ40年近くにも及びます。出来が悪い私を辛抱強く、ずっと親身になってご指導してくださいました。私の頭には感謝の言葉しかうかんできません。ありがとうございました。私たちとしては、このような先生の研究に対する思いや研究者に対するエールを引き継いで、力を尽くし、研究を通して日本や世界の人々に幸せを届けること、および次の時代を担う人材を育てることが、先生にご指導いただいた人間としての使命と思っております。先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。」
などとコメントしています。
 

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