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“けん玉棋士”プロデビューへ 同い年の藤井聡太二冠と「ラーメン屋で対局を語り合った」 高田明浩さん

2021年3月25日 06:00
 この春、将棋のプロ棋士としてデビューする岐阜県各務原市の高田明浩さん。藤井二冠と同い年の18歳です。岐阜在住の初のプロ棋士、その素顔に迫りました。
 丸刈り頭に黒縁メガネが印象的な高田明浩さん。

 高校を卒業したばかりの18歳は、4月1日付けでプロ棋士としてデビューします。
 
 各務原市長を訪れた時に趣味のけん玉を披露し、サービス精神たっぷりな一面も見せました。
 

”けん玉棋士”高田新四段

「奥深い競技だなと思った」小学3年生で将棋と出会う
 各務原市内の自宅を訪ね、まず目を引いたのが、ずらりと並んだ本。

 その数、なんと2000冊以上にもなります。

 「父親が学習塾を経営していて、小学生や中学生の時に読みました。ほとんど読んだと思います」(高田明浩 新四段)

 そんな読書好きの高田さんが初めて将棋と出会ったのは小学3年生のとき。

 たまたま家を訪れた将棋教室の先生に教わったのがキッカケでした。

 「先生に教えてもらってから2週間後の大会で2勝2敗で、その時勝てたのが嬉しかった記憶があります。すごく奥深い競技だなと思い、興味を持ちました」(高田明浩 新四段)

 その後、メキメキと力を付け、様々な大会で記録を残し、小学6年生でプロ棋士の養成機関「奨励会」へ。

 そして、3月6日に見事、プロ棋士となる四段昇段を決めました。
 

手前が藤井二冠、奥が高田新四段(2018年撮影)

将棋の息抜きは”けん玉”
 そんな将棋漬けの日々の合間に息抜きとしてやっているのが、「けん玉」です。

 「けん玉の検定会場に行ったことがないので、とりあえず2級の資格を取りたいかなって。”けん玉棋士”とよく言われるので、けん玉ももう少し上手くなりたいと思っています」(高田明浩 新四段)
 
 高田さんは、あの藤井二冠と同い年。

 3年前に名古屋で開かれた詰め将棋の大会には藤井二冠と、なんと高田さんの姿も。

 藤井二冠とは小学生のころから親交があるそうです。

 「奨励会の人を集めた研究会というのがあり、40局ぐらい教わりました。将来あぁなれたらという憧れの存在でした」(高田明浩 新四段)
 

藤井二冠との思い出はラーメン屋での将棋談義(イメージ)

藤井二冠との思い出は「ラーメン屋」
 藤井二冠との思い出を尋ねてみました。

 「大阪の将棋会館の近くだとラーメン屋が多いので、ラーメン店によく行きました。食事中は対局を振り返るみたいな話が多かったですね。プロ決定について、人づてに藤井二冠も喜んでいると聞いたのですごく嬉しかったです」(高田明浩 新四段)

 プロになったことを誰よりも喜んだのが父・浩史さんです。

 「藤井二冠みたいにスーパスターだったらあれなんですけど、うちはプロになれるかどうか親としても分からなかったので、決まった時は頑張ったことに感動して、泣けて声が出なくなってしまいました。プロになれなかったら友達の会社に就職させてもらえるように頼んでいて、それぐらい心配しかなかったです」(父・浩史さん)
 

岐阜県在住で初のプロ棋士誕生

「東海地方を盛り上げられる棋士になれればと思う」
 岐阜県在住のプロ棋士誕生は、高田さんが初めて。

 プロ棋士になっても、岐阜を拠点に活動し、岐阜での将棋の普及に努めたいと話します。

 「岐阜県の子どもたちと交流して、棋士を身近に感じてもらいたいと思っています。東海地方を盛り上げられる棋士になれればよいなと思います」(高田明浩 新四段)

 静かな闘志を燃やす”けん玉棋士”高田新四段。

 注目のデビュー戦は5月ごろになりそうだということです。
 

高田新四段のお母さんはテコンドーで全日本大会優勝

高田新四段、お母さんも実はすごかった
 将棋での活躍が期待される高田新四段ですが、実はお母さんの乃理子さんもすごいんです。

 高田さんは、将棋に出会う前の6歳ぐらいの時にお母さんとテコンドーを始めたそうなんですが、高田さんは戦うのが苦手ですぐにやめてしまったといいます。

 一方、乃理子さんはメキメキと上達。

 始めてから約7年、初段となる黒帯をとる前に、全日本大会で優勝するほどの腕前に。

 そんなお母さんの活躍を傍で見ていた高田さんは「母親がテコンドーで活躍しているので、それに負けない活躍を将棋でしたいという思いもあった」と語っています。

(3月24日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

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