ワクチン集団接種、本番へ改善続ける自治体 訓練では「密集対策」に失敗 愛知県あま市

2021年2月25日 16:05
 政府は、高齢者へのワクチンの接種を4月12日から始めると発表しました。集団接種に向けて訓練をしてきた愛知県あま市では、課題は改善されたのでしょうか。
先週に実施した訓練で見えてきた課題とは?
 「少しでもスケジュールに余裕ができたと思っている。(接種会場は)保健センターなので、毎月事業が入っている。乳児検診や1歳6カ月検診など入っているので、それらの事業の修正が必要になる」(あま市健康推進課 谷川真二課長)

 65歳以上の高齢者の接種について、「集団接種」をメインとしているあま市では、先週、市の職員や市民らによる大規模な集団接種の訓練が行われました。

 メ~テレの石神アナウンサーも、接種を受ける市民役の1人として参加。

 訓練では、受け付けから接種まで1人15分の想定でしたが、3倍以上の時間がかかってしまうなど様々な課題が見えました。

(詳しくは動画をご覧ください)
 

17日の集団接種訓練で想定超える時間が課題に(愛知県あま市)

密集対策が失敗 受付人数を減らすしか…
 「密集対策が失敗してしまった」(あま市健康推進課 谷川真二課長)

 市では、15分毎に60人の受付を想定していましたが、前回の訓練を踏まえ半数の30人に減らすことを検討。

 また、接種スペースでの服の脱ぎ着に思いのほか時間がかかり混雑したため、接種スペースを2つから4つに増やすことになりました。

 実際に訓練に参加して、一番気になったのが、接種スペースの作り方でした。
 

災害用トイレテントで接種スペースを作ったが…

テントの利用アイデアもスペース確保できずに…
 あま市では、24日に別の集団接種の会場で訓練を行った際、避難所で仮設トイレなどを囲うテントを使いました。

 しかし…、狭いテントの中では上着の着脱が難しいなど、スペースの問題があることがわかりました。

 「介助の方や車いすの方もここに入れないので、このテントについてはせっかく出してきたが使えないと考えている」(あま市健康推進課 谷川真二課長)

 次の訓練では、天井から吊るす方式のレールカーテンでスペースを区切るといいます。

 どうすれば、住民がより安心に接種できるのか、試行錯誤が続いています。
 

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