時短営業、飲食店と酒屋では明暗? 家飲み増で売り上げアップ「複雑ではあるが…」

2021年1月19日 14:49
 緊急事態宣言を受けて、愛知県では18日から飲食店への時短要請が拡大されました。 一方で、意外にも飲食店へ酒をおろす酒屋の売り上げは伸びているといいます。

全体でみると、酒ゃビックの売り上げは伸びているという

 名古屋市中区錦の「広小路キッチンマツヤ」では時短要請の拡大を受けて、店舗の営業はランチタイムのみになりました。

 この店では、午後8時までの営業では売り上げが見込めないため、夜間はテイクアウトとデリバリー用の弁当販売のみにしました。

 客からの要望を受けて、味噌カツ弁当など新たに3種類を増やしたということですが、売り上げは厳しいと言います。

 「5個ぐらい売れました。お客様がゼロじゃなくてよかった」(広小路キッチンマツヤ 仲江亜咲奈店長)

 心境は?

 「今月のお給料が出ないなと、無給が始まったと思いました。つらいです。心折れたらおしまいなので、そこだけ保ちたい。」(仲江亜咲奈店長)
 

広小路キッチンマツヤ 仲江亜咲奈店長

 一方、酒ゃビックでも、飲食店向けの販売が多い繁華街の店舗で売り上げが大きく減っているといいます。

 しかし、東海3県などに展開するおよそ100店舗全体でみると、売り上げは新型コロナが拡大する前の時期と比べて伸びているといいます。

 「外出を控えるお客さんが家で飲まれる」(酒ゃビック 名東一社店店長)

 外出自粛や在宅勤務で家にいる時間が増え、自宅で酒を楽しむ人が多くなっています。

 その影響もあり、取材した名古屋市内の店舗でも、今月の客の数は18日までで去年より3割ほど増えているといいます。

 利用客からも…。

 「もう慣れましたね、コロナで家で飲むのも。酒の減る量がすごい。1日2~3本飲むので月に2回くらい買わないと」(男性客)

 「近所にいっぱい飲み屋さんがあるけれど、迷惑かけたくないから家で飲んでいます」(女性客)
 
外食の代わりに「少し贅沢な家飲み」
 ちなみに「家飲み」ではワインが人気とのこと。従来は1000円前後のものがよく売れていましたが、外出することが難しい現在、その分少し高めの3000~4000円のものが、売れ筋だということです。

 店側も、さらに「家飲み」を勧めるために、通常よりも多くのポイントを付けるキャンペーンなどの工夫しています。

 「飲食店の方もお客さんにいるので複雑ではありますが、外出できないお客さんのためにどんどん応援していきたいと思います」(店長)
 

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